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J-GLOBAL ID：201802273824649858   整理番号：18A0287152

Fe-C-MnとFe-C-Mn-Si合金の繰返し相変態のマルチフェーズフィールドシミュレーション【Powered by NICT】

Multi-phase-field simulation of cyclic phase transformation in Fe-C-Mn and Fe-C-Mn-Si alloys

著者 (3件)： Segawa Masahito (Department of Mechanical Systems Engineering, Graduate School of Engineering, Tokyo University of Agriculture and Technology, 2-24-16, Naka-cho, Koganei-shi, Tokyo 184-8588, Japan) ,  Yamanaka Akinori (Division of Advanced Mechanical Systems Engineering, Institute of Engineering, Tokyo University of Agriculture and Technology, 2-24-16, Naka-cho, Koganei-shi, Tokyo 184-8588, Japan) ,  Nomoto Sukeharu (ITOCHU Techno-Solutions Corporation, 3-2-5, Kasumigaseki, Chiyoda-ku, Tokyo 100-6080, Japan)
資料名： Computational Materials Science  (Computational Materials Science)
巻： 136  ページ： 67-75  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0443A  ISSN： 0927-0256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Fe-C-MnおよびFe-C-Mn-Si合金の2相領域「フェライト+オーステナイト」(変態区間領域)におけるサイクリック相変態中の停滞と逆変換段階は非平衡マルチフェーズフィールド(NEMPF)モデル,すなわち有限界面散逸を伴うMPFモデルを用いて調べた。はフェライト/オーステナイト界面における溶質原子の分配速度を特性化する大きな界面透過率パラメータを使用した場合,NEMPFモデルは並列正接則の仮定に基づいてMPFモデルを用いてシミュレートした同じ変態挙動を予測することを示した。シミュレーションは,フェライト-オーステナイト変態について,温度の低下にもかかわらず進行し,逆変換段階はCALPHADベース熱力学的データベースと結合したNEMPFモデルによって記述された自然にできることを示した。本研究はまた,オーステナイトからフェライトへの変態の駆動力支配されるフェライト/オーステナイト界面で形成されたMnとSiスパイクの極性のスイッチングを明らかにし,相変態は抑制されたが停滞ステージを引き起こした。さらに,停滞ステージ長さに及ぼすMn及びSi原子の量の影響はNEMPFモデルを用いて調べた。シミュレーションは,MnとSiの濃度の増加停滞ステージを拡張し,MnよりもSi原子とより顕著な効果を持つことを明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *合金 ,  透過率 ,  駆動力 ,  キャラクタリゼーション ,  *ケイ素 ,  フェライト ,  界面 ,  *マンガン ,  オーステナイト ,  極性 ,  逆変換 ,  非平衡状態
準シソーラス用語： CALPHAD ,  オーステナイト化 ,  溶質原子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： フェーズフィールドモデル ,  相変態 ,  鋼 ,  界面移動 ,  拡散

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： Fe ,  Mn ,  Si合金 ,  相変態 ,  マルチ ,  フェーズフィールドシミュレーション