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J-GLOBAL ID:201802273851904735   整理番号:18A0283437

アルツハイマー病細胞モデルにおけるAPPプロセシングに対するフェノチアジン構造化化合物の影響【Powered by NICT】

Effects of phenothiazine-structured compounds on APP processing in Alzheimer’s disease cellular model
著者 (5件):
資料名:
巻: 138  ページ: 82-89  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0147A  ISSN: 0300-9084  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セクレターゼによるアミロイド前駆体蛋白質(APP)の連続開裂に由来アミロイドβ(Aβ)ペプチドの過剰な蓄積は,Alzheimer病(AD)におけるニューロン損失をもたらす毒性重要な事象の一つである。研究はコリン作動性活性もAPP代謝の調節に関与する可能性があることを示した。本研究では,著者らはヒトAPP751とプレセニリン1(PS70細胞)を安定して発現するチャイニーズハムスター卵巣細胞におけるAPPの代謝に及ぼす,新たに認識されたフェノチアジン派生コリンエステラーゼ阻害剤,トルイジンブルーO(TBO)及びチオニン(TH)の役割を調べた。Aβ,可溶性APPα(sAPPα),細胞内APPとβ部位APP切断酵素1(BACE1)のレベルに対する両化合物の影響を評価した。細胞生存性に副作用のないTBOまたはTHとPS70細胞の処理後,分泌されるAβ40,Aβ42及びsAPPαのレベルは特異的サンドイッチELISAにより分析した細胞溶解物におけるAPPとBACE1をウェスタンブロット法を用いて分析した。TBOおよびTH処理細胞で分泌されるAβ40,Aβ42及びsAPPαは賦形剤処理細胞と比較して用量依存的に減少することが分かった。結果は,THはAPPレベルを低下させることによりAβ病理学を軽減したTBO処理による減少したAβは,基質利用性とアミロイド生成性APPプロセシングの両方の結果であると思われることが示唆された。まとめると,著者らの結果は,TBOとTHはin vitroでアミロイド代謝に影響を及ぼすことができることを示した最初の報告である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  神経の基礎医学 

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