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J-GLOBAL ID：201802273913611282   整理番号：18A1721063

次世代シークエンシングを用いたオーストラリアの廃水処理施設におけるCryptosporidium種と遺伝子型の多様性のプロファイリング【JST・京大機械翻訳】

Profiling the diversity of Cryptosporidium species and genotypes in wastewater treatment plants in Australia using next generation sequencing

著者 (12件)： Zahedi Alireza (School of Veterinary and Life Sciences, Murdoch University, Perth, Australia) ,  Gofton Alexander W. (School of Veterinary and Life Sciences, Murdoch University, Perth, Australia) ,  Greay Telleasha (School of Veterinary and Life Sciences, Murdoch University, Perth, Australia) ,  Monis Paul (Australian Water Quality Centre, South Australian Water Corporation, Adelaide, Australia) ,  Oskam Charlotte (School of Veterinary and Life Sciences, Murdoch University, Perth, Australia) ,  Ball Andrew (WaterNSW, Sydney, Australia) ,  Bath Andrew (Water Corporation, Perth, Australia) ,  Watkinson Andrew (Seqwater, Ipswich, Queensland, Australia) ,  Watkinson Andrew (University of Queensland, St Lucia, Queensland, Australia) ,  Robertson Ian (School of Veterinary and Life Sciences, Murdoch University, Perth, Australia) ,  Robertson Ian (China-Australia Joint Research and Training Centre for Veterinary Epidemiology, College of Veterinary Medicine, Huazhong Agricultural University, Wuhan 430070, China) ,  Ryan Una (School of Veterinary and Life Sciences, Murdoch University, Perth, Australia)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 644  ページ： 635-648  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 廃水リサイクルは,人口増加と気候変動による水供給に関する圧力を低減するために,世界中でますます人気のあるオプションである。クリプトスポリジウム属は,廃水で見出される最も一般的な寄生虫であり,ヒト感染種の罹患率を理解することは,正確な定量的微生物リスク評価(QMRA)と廃水の費用効果的管理に必須である。本研究では,次世代シークエンシング(NGS)を実施し,3つの州の25オーストラリア廃水処理施設(WWTPs)からの730の生流入水試料におけるクリプトスポリジウム種の罹患率と多様性を決定した:2014年と2015年の間の新しい南ウェールズ(NSW),クイーンズランド(QLD)と西オーストラリア(WA)。全試料を定量PCR(qPCR)を用いて18S rRNA(18S)遺伝子座にクリプトスポリジウムの存在をスクリーニングし,オーシスト数を液滴デジタルPCRにより較正したDNA標準を用いてqPCRデータから直接決定し,18SアンプリコンのNGSを用いて陽性を特性化した。また,C.parvumとC.hominis特異的qPCRsを用いて陽性をスクリーニングした。全体のクリプトスポリジウム罹患率は,NSWにおいて11.4%(83/730):14.3%(3/21)であった。QLDの10.8%(51/470);およびWAにおける12.1%(29/239)。NGSによって合計17のクリプトスポリジウム種と6つの遺伝子型を検出した。NSWにおいて,C.hominisとCryptosporidiumラット遺伝子型IIIが最も一般的な種であった(各々9.5%)。QLDにおいて,C.galli,C.murisおよびC.parvumは,3つの最も一般的な種(それぞれ7.7%,5.7%および4.5%)であったが,WAにおいて,C.meleagidisは最も一般的な種(6.3%)であった。オーシスト負荷/リッターは70~18055オーシスト/L(NSWにおいて3426オーシスト/L:4746オーシスト/L,QLDにおいて3578オーシスト/L,WAにおいて3292オーシスト/L)の範囲であった。NGSに基づくプロファイリングは,クリプトスポリジウムがオーストラリアを通して生の流入液において一般的であり,クリプトスポリジウム種と遺伝子型の大きな多様性を明らかにし,家畜,野生生物および鳥類の廃水汚染への潜在的寄与を示すことを明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *廃水 ,  *遺伝子型 ,  定量的PCR法 ,  寄生虫 ,  微生物 ,  ヒト ,  *廃水処理施設 ,  DNA【核酸】 ,  キャラクタリゼーション ,  気候変動 ,  感染 ,  家畜 ,  リスク評価
準シソーラス用語： オーシスト ,  *Cryptosporidium , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 廃水 ,  流入 ,  クリプトスポリジウム ,  次世代シークエンシング(NGS)

分類 (2件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 次世代シークエンシング ,  オーストラリア ,  廃水処理施設 ,  Cryptosporidium ,  遺伝子型 ,  多様性 ,  プロファイリング