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J-GLOBAL ID：201802273931532851   整理番号：18A0406050

可視光照射下でのグラフェンoxide/Ag/Ag_2S TiO_2ナノ複合材料を用いた効率的な光触媒作用【Powered by NICT】

Efficient photocatalysis with graphene oxide/Ag/Ag₂S-TiO₂ nanocomposites under visible light irradiation

著者 (6件)： Shuang Shuang (State Key Laboratory of New Ceramics and Fine Processing, School of Materials Science and Engineering, Tsinghua University, Beijing 100084, China) ,  Lv Ruitao ,  Cui Xiaoyang ,  Xie Zheng ,  Zheng Jian ,  Zhang Zhengjun
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 11  ページ： 5784-5791  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 可視光応答と低量子収量の欠如は,高性能光触媒としてTiO_2の実用化を妨げている。ここでは,連続したイオン層吸着と反応(SILAR)により合成し,室温で酸化グラフェン(GO)で被覆したAg/Ag_2Sナノ粒子(NP)で修飾したTiO_2ナノロッドアレイ(NRA)の合理的な設計を提示した。電子顕微鏡分析により証明されたように,均一なサイズを有するAg/Ag_2S NPはTiO_2ナノロッド(NR)上に良好に分散した。光触媒GO/Ag/Ag_2S修飾TiO_2NRAは,はるかに高い可視光吸収応答,染料分解と光電気化学(PEC)性能の両方に顕著に増強された光触媒活性を示した。その光触媒反応効率は可視光下で純粋なTiO_2試料のそれより600%高かった。この顕著な増大は,Ag NPの電子シンク関数と表面プラズモン共鳴(SPR),Ag_2S NPのバンドマッチング,GOによる急速な電荷キャリア輸送の相乗効果によるものであり,それは光励起TiO_2の電荷分離を著しく改善した。GO/Ag/Ag_2S TiO_2NRAの光電流密度は最大(すなわち6.77mA cm~ 2対0V)に達した。著者らの研究は,複合ナノ構造の合理的な設計は,可視光下での光触媒活性を増強し,汚染物質分解のための完全な太陽スペクトルを効率的に利用していることを証明した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 光電気化学 ,  量子収量 ,  相乗作用 ,  *可視光 ,  *光触媒 ,  電荷分離 ,  ナノロッド ,  *ナノ複合材料 ,  *光触媒反応 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： 電荷キャリア ,  光触媒活性 ,  ナノロッドアレイ ,  酸化グラフェン ,  *可視光照射 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  光化学一般  (CB08010U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 可視光照射 ,  グラフェン ,  Ag ,  ナノ複合材料 ,  光触媒作用