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J-GLOBAL ID:201802274089580331   整理番号:18A0611688

3430Ma迄のStrelley Pool累層,西オーストラリア州産の非常に保存されたテフラ:先カンブリア時代の微化石の解釈のための意味【Powered by NICT】

Remarkably preserved tephra from the 3430 Ma Strelley Pool Formation, Western Australia: Implications for the interpretation of Precambrian microfossils
著者 (4件):
資料名:
巻: 487  ページ: 33-43  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0688A  ISSN: 0012-821X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ピルバラ,~3430Ma迄のStrelley Pool累層(SPF)は,西オーストラリア州を地球上の初期生命の最も多様な微化石証拠のいくつかを含んでいた。ここでは,SPFの二層準からのテフラ(スコリア,管状軽石,小胞及び非小胞火山ガラス片)の集合,このユニットおよびいろいろな所からの以前に記述された微化石に類似した形態を含めて報告した。スコリアの砕屑物は多くの球状小胞によって特徴づけられる,従属眼とレンズ状形態型,一般的にライニングしたアナターゼ(TiO_2)と少量の有機材料であった。それらの直径は80%と5 180μmから10 50μm範囲であった。管状軽石の断片もアナターゼ+/ 炭素と並び,管直径5 15μmであった。他の火山噴出物粒子は多数の小胞の有無にかかわらずサブアングラーな破片粒子の,より丸みを帯びた花瓶形,目,及び毛様形態を含む;再度,これらの大部分はアナターゼ+/ 炭素による被覆及びサイズマイクロメータのいくつかの十であった。テフラフラグメントの多くは,現在ではない前者火山ガラス,小胞充填とクラストの母相の間の組成差を用いて完全に珪化した。しかし,いくつかの例は部分的アルミノケイ酸塩組成,小胞充填相としてまたは過去ガラス状地内の分離したラス状粒子としてのどちらかを保持していた。これらテフラ形態型の分離された発生は,細胞(スコリア),糸状菌(管状軽石)とより大きな鞘/嚢胞(ややガラス片)の対とクラスタを含む単純な微生物形態に非常に類似している。さらに,いくつかのテフラを含む砕屑岩は,以前に記述された微化石の母岩となっているSPF砂岩ユニットに発生し,他から微化石も記述されているチャート層と互層した。新しい火山性データを考慮して,著者らは東Strelley緑色岩帯におけるSPFからの以前の微化石証拠のロバスト性を評価した。この緑色岩帯からの先に示された微化石の大部分は生物学的解釈と一致する複数の特徴を持っており,火山起源とは考えにくいことを見出したが,少なくとも1つの先に示された試験片は,起源の火山として再解釈した。本研究の重要性は,生存可能始生界の環境における生物化石(すなわち偽化石)に似た火山性微細構造の一般的な出現を強調するのに役立つことである。このような構造はこれまで推定される先カンブリア時代の微化石の評価における概して見過ごされてきた。著者らのデータは,テフラ起源微細構造は,初期地球上の生命の潜在的徴候の将来の評価において,または他の惑星上の帰無仮説として考慮すべきであることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
年代測定  ,  火山岩  ,  岩石圏の地球化学一般 

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