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J-GLOBAL ID:201802274103808601   整理番号:18A1006891

非代償性肝硬変患者におけるin situハイブリダイゼーションによる細菌DNAの検出【JST・京大機械翻訳】

Detection of bacterial DNA by in situ hybridization in patients with decompensated liver cirrhosis
著者 (10件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 106  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7426A  ISSN: 1471-230X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:腹水中の細菌は通常の培養により正確に検出できないので,細菌性腹膜炎(SBP)の診断はしばしば困難である。in situハイブリダイゼーション(ISH)は,好中球により食細胞化された細菌からの遺伝子の迅速検出のために以前に開発された。細菌転移後に細菌が全身循環に入るとSBPが発生する可能性がある。そこで,非代償性肝硬変(LC)患者から採取した血液試料中の細菌を同定するためにISHを実施した。【方法】この遡及的研究において,末梢血サンプルを,非代償性LCを有する60人の患者から採取し,細菌を血液培養とISHの両方によって検出した。さらに,35人の患者は,SBPの診断のために穿刺を受けた。【結果】35人の患者のうち8人は多形核好中球数によりSBPと診断され,1人の患者は細菌性腹水と診断された。9人の患者のうち7人はISHに対し陽性結果を示したが,細菌は血液培養により2人の症例のみで検出された。60例中37例(62%)はISHに対し陽性結果を示したが,6例(10%)のみが血液培養分析により陽性であった。陰性ISHの23症例と比較して,陽性ISHの37症例は,発熱のより高い頻度,より高いChild-Pughスコア,およびより低いアルブミンレベルを示した。結論:ISHによる細菌の検出は,従来の培養では証明できない細菌転移がこれらの患者で起こり,ISHがこれらの患者におけるいくつかの型の感染症の早期診断とSBPの予防に役立つことを示唆した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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感染症・寄生虫症一般  ,  感染症・寄生虫症の診断  ,  微生物検査 
引用文献 (23件):
  • Medicine (Baltimore); Spontaneous bacterial peritonitis in cirrhosis: variations on a theme; HO Conn, JM Fessel; 50; 1971; 161-197; 10.1097/00005792-197105000-00002; CR1;
  • Gastroenterology; Current management of the complications of cirrhosis and portal hypertension: variceal hemorrhage, ascites, and spontaneous bacterial peritonitis; G Garcia-Tsao; 120; 2001; 726-748; 10.1053/gast.2001.22580; CR2;
  • Liver Int; Management of uninfected and infected ascites in cirrhosis; E Solà, C Solé, P Ginès; 36; Suppl 1; 2016; 109-115; 10.1111/liv.13015; CR3;
  • Aliment Pharmacol Ther; Review article: spontaneous bacterial peritonitis--bacteriology, diagnosis, treatment, risk factors and prevention; JB Dever, MY Sheikh; 41; 2015; 1116-1131; 10.1111/apt.13172; CR4;
  • J Hepatol; EASL clinical practice guidelines on the management of ascites, spontaneous bacterial peritonitis, and hepatorenal syndrome in cirrhosis; 53; 2010; 397-417; 10.1016/j.jhep.2010.03.001; CR5;
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