抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ネットワーク性能の低負荷な測定指標としてRTT(Round-Trip-Time)に着目し,RTT分布のモデリングを行うことで,そのモデルパラメータによるネットワーク性能の定量化を行う。LTE環境での混雑/非混雑時の実測データに基づき,混雑の有無に関わらず発生するRTT分布の低遅延領域が正規分布に従うことを用いて,低遅延領域を切断正規分布によってモデリングする。また,Q-Qプロットを用いたモデルのパラメータ算出方法について述べる。算出されたパラメータを,同時に計測されたスループットと比較することにより,このパラメータがネットワーク性能を表すことを示すことでスループット推定の可能性を示す。また,混雑/非混雑時の実測データに対してモデリングを適用し,本パラメータを算出することで,ネットワーク性能を示す指標としての妥当性について述べる。(著者抄録)