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J-GLOBAL ID：201802274271334270   整理番号：18A0843560

Cu(II)イオンの迅速検出のためのフェノール酸をベースとする比色分析法【JST・京大機械翻訳】

A phenolic acid based colourimetric ‘naked-eye’ chemosensor for the rapid detection of Cu(II) ions

著者 (3件)： Sengupta Priti (Department of Chemistry, Presidency University, 86/1 College Street, Kolkata 700073, India) ,  Ganguly Aniruddha (Department of Chemistry, University of Calcutta, 92, A. P. C. Road, Kolkata 700 009, India) ,  Bose Adity (Department of Chemistry, Presidency University, 86/1 College Street, Kolkata 700073, India)
資料名： Spectrochimica Acta. Part A. Molecular and Biomolecular Spectroscopy  (Spectrochimica Acta. Part A. Molecular and Biomolecular Spectroscopy)
巻： 198  ページ： 204-211  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0128B  ISSN： 1386-1425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境汚染物質の即時認識のための化学センサの重要な役割は,研究者に種々のセンシングプロトコルを開発する動機を与える。様々な化学感覚プロトコルの中で,肉眼によって観察される色の変化は,被検体の存在を示すための可能性があり,現場での方法であると考えられている。ここでは,銅イオンの「オンサイト」視覚定量のために完全に使用できる比色および市販の吸収プローブ,シナピン酸(SA)について報告する。分子,SAは良く知られたフェノール酸であり,しばしばその抗菌活性に利用されている。本研究では,初めて,効率的なCu2+センサとして働く能力を調べた。このセンサ分子は,64.5nmの検出限界内で無色からピンクへの色変化によりCu2+イオンを選択的に検出し,これは他の報告されたセンサ分子よりはるかに低く,世界保健機構(WHO)と米国環境保護庁(EPA)ガイドラインにより示唆された限界である。センシング機構を,ESI-MS分光法によるUV-visと1H NMR滴定により研究し,さらにDFT計算研究により確認した。研究は,Cu2+との錯化におけるSAのヒドロキシル基(OH)とメトキシ基(OMe)の関与を明らかにした。Cu2+に対するSAの結合化学量論はJobプロットとESI-MS分析により1:2であることが分かった。重要なことに,SAの紙ストリップを調製し,Cu2+含有試料の迅速な「オンサイト」定量に用いることができた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 陽子磁気共鳴 ,  世界保健機関 ,  変色 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  錯体生成 ,  検出限界 ,  センサ ,  化学センサ ,  密度汎関数法 ,  プロトコル ,  *比色分析 ,  抗細菌作用
準シソーラス用語： 銅イオン ,  環境汚染物質 ,  *フェノール酸 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 比色法 ,  銅センサ ,  シナピン酸

分類 (1件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： Cu ,  イオン ,  フェノール酸 ,  比色分析法