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J-GLOBAL ID:201802274293885938   整理番号:18A1198647

慢性高用量亜鉛補給はマウスにおける体重変化を伴わない内臓脂肪組織肥大を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Chronic High Dose Zinc Supplementation Induces Visceral Adipose Tissue Hypertrophy without Altering Body Weight in Mice
著者 (16件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 1138  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7255A  ISSN: 2072-6643  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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微量元素亜鉛は人間生活において重要な役割を果たす。亜鉛欠乏は,ヒトおよび動物の両方において成長,生殖,代謝および免疫を障害する。従って,亜鉛補給は日常生活に推奨される。しかしながら,脂肪ホメオスタシスに及ぼす長期慢性亜鉛補給の影響は十分に解明されていない。本研究では,マウスに20週間,飲料水に硫酸亜鉛を補給した。結果は,慢性亜鉛補給が,対照マウスと比較して,外因性インシュリンまたはグルコースチャレンジ後の全身グルコースクリアランスを損なうことを示唆した。さらなる研究は,慢性亜鉛補給が体重に差を生じないが,内臓脂肪組織重量と脂肪細胞サイズを増加させることを明らかにした。加えて,亜鉛補給マウスの内臓脂肪組織におけるレプチンとIL6の遺伝子発現は,対照マウスのそれらより高かった。さらに,亜鉛補給マウスのレプチンの血清レベルは対照マウスの2倍であった。さらに,AKT T308のリン酸化レベルは亜鉛補給マウスの腎周囲脂肪組織において減弱した。比較すると,マクロファージマーカー遺伝子および脂質生成遺伝子の発現は,慢性亜鉛補給により影響されなかったが,FASおよびSCD1の蛋白質レベルは,対照マウスと比較して,亜鉛補給マウスの腎周囲脂肪組織において減少または減少する傾向があった。著者らの知見は,慢性高用量亜鉛補給が内臓脂肪組織肥大を誘導し,腎周囲脂肪組織におけるAKTシグナル伝達を障害することを示唆する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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代謝異常・栄養性疾患一般 
引用文献 (41件):
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