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J-GLOBAL ID:201802274307647015   整理番号:18A1939076

イオン照射SiC/SiC複合材料の照射挙動の多重スケール特性評価【JST・京大機械翻訳】

Multiscale characterization of irradiation behaviour of ion-irradiated SiC/SiC composites
著者 (7件):
資料名:
巻: 161  ページ: 207-220  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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SiC/SiC複合材料の照射耐性を,350°Cで10MeVのAuイオン照射を用いて,原子当たり1~50変位(dpa)の間の表面線量に対して研究した。原子間力顕微鏡と光学形状測定は,SiC繊維の照射誘起軸方向と半径方向の収縮を明らかにした。50dpaでは,正味繊維収縮は2.8±0.3%に達した。SiC/SiC複合材料におけるSiC繊維収縮の主要原因は,未照射状態で2~3%の繊維体積を占める既存の炭素パケットの照射誘起損失であると結論した。最先端の従来の透過型電子顕微鏡(TEM),高分解能TEM,エネルギー濾過TEMおよび電子エネルギー損失分光法の組合せを用いて,炭素パケット損失の説得力のある証拠を明らかにした。炭素パケット体積分率は線量の増加と共に減少し,50dpa後にほぼ完全な損失に達した。炭素パケット損失は,炭素DとGピークが照射後に消失したRaman分光法を用いてさらに確認された。対照的に,50dpa後にマトリックス中に1±0.5%の照射誘起膨潤が観察された。本研究はまた,50dpaまで,複合材料中の多層熱分解炭素(PyC)界面は,その形態,グラファイト特性を維持し,非晶質化の兆候を示さないので,高い照射耐性を有することを示した。さらに,Raman分光法により,繊維の超微細結晶粒およびより大きなSiCマトリックス粒の両方に対して,1dpaにおけるTEM不可視不規則性の飽和を明らかにした。しかしながら,転位ループのようなTEM可視拡張欠陥形成は,より大きなマトリックス粒子でのみ検出され,それにより,SiC中の欠陥蓄積に及ぼす結晶粒サイズの潜在的役割を明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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セラミック・磁器の性質  ,  金属の放射線による構造と物性の変化  ,  その他の金属組織学 

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