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J-GLOBAL ID：201802274415249956   整理番号：18A1231695

りんご「ハックナイン」の果汁原料栽培向け着果管理指標

著者 (1件)： 内田哲嗣 (北海道総合研究機構 農業研究本部)
資料名： 植調  (JAPR Journal)
巻： 52  号： 3  ページ： 430-435  発行年： 2018年06月28日 
JST資料番号： L2274A  ISSN： 0289-8233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・果汁原料などの加工向けリンゴ栽培は葉つみなどの外観品質向上のための作業がいらず省力栽培が可能である。
・北海道立中央農業試験場育成の「ハックナイン」は,樹勢が強く着果を多くすることが期待され一部産地では再導入が始まっている。
・本稿では,この「ハックナイン」の果汁原料用としての品質,収量水準および着果基準の検討を行った。
・安定生産可能な収量基準の設定(隔年結果を起さずに,毎年安定的に生産できる収量は10aあたり7t程度と考えられる)。
・果汁原料品質を満たす収量水準の設定(10aあたり7t程度であれば安定的に品質を保つことが可能)。
・安定生産可能な着果基準の設定(3頂芽に1果が適切)。
・摘果剤処理時期の拡大(果汁原料用では中心果にこだわる必要が無いため,より効果の得やすい時期に散布することができる)。
・摘果時間の検討(果汁原料用の摘果時間は生食用の81%であった)。
・経済性試算(りんご栽培の一部に「ハックナイン」を取り入れることは,経営にとって労働生産性の面から有利であると考えられる)。

シソーラス用語： *リンゴ ,  *果汁 ,  *栽培管理 ,  結実 ,  食品加工 ,  葉 ,  省力化 ,  作物収量 ,  芽 ,  摘果剤 ,  生鮮食品 ,  北海道 ,  栽培品種
準シソーラス用語： *ハックナイン ,  安定生産 ,  外観品質 ,  管理指標 ,  樹勢 ,  *着果管理 ,  農作業

分類 (1件)： 果樹  (FC03042G)

タイトルに関連する用語 (6件)： りんご ,  果汁 ,  原料 ,  栽培 ,  着果 ,  管理指標