文献

J-GLOBAL ID：201802274432878217   整理番号：18A0990577

陽子線治療施設での室内CT画像誘導を用いた前立腺癌治療のための位置決め精度と毎日の線量評価【JST・京大機械翻訳】

Positioning accuracy and daily dose assessment for prostate cancer treatment using in-room CT image guidance at a proton therapy facility

著者 (17件)： Maeda Yoshikazu (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Sato Yoshitaka (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Minami Hiroki (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Yasukawa Yutaka (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Yamamoto Kazutaka (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Tamamura Hiroyasu (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Shibata Satoshi (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Bou Sayuri (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Sasaki Makoto (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Tameshige Yuji (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Kume Kyo (Research & Development Department, The Wakasa Wan Energy Research Center, Fukui, 9140192, Japan) ,  Ooto Hiroshi (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Kasahara Shigeru (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Shimizu Yasuhiro (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Saga Yusuke (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Omoya Akira (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan) ,  Saitou Makoto (Proton Therapy Center, Fukui Prefectural Hospital, Fukui, 9108526, Japan)
資料名： Medical Physics  (Medical Physics)
巻： 45  号： 5  ページ： 1832-1843  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1258A  ISSN： 0094-2405  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:解剖学的変化による位置決め不確実性を分析し,毎日の線量変化を評価することにより,前立腺癌に対するCT画像ガイド下陽子放射線療法の有効性を評価すること。材料と方法:前立腺癌患者を,室内CT画像ガイドシステムを用いた受動散乱法に基づいて,反対側陽子ビームにより治療した。このシステムは,CT走査とビーム配信の両方に対して,単一のcouchを使用する。患者は,骨マッチング後のシミュレータ画像における対応する境界に対するCT画像で同定された前立腺と直腸の前部領域の間の境界を整合させることによって位置づけられた。著者らは,コーチ運動の後に直交性のX線画像を得て,治療の前に骨構造を参照することによって体位置を確認した。オフライン分析において,10名の患者に対して,毎日の室内CT画像の375セットにおいて標的解剖学的構造を輪郭化した。画像マッチング手順の不確実性を,前立腺輪郭と実際のcouch補正を用いて評価した。また,同じセットのCT画像を用いて線量計算を行い,線量-体積ヒストグラム(DVH)の日変化を評価し,骨マッチング手順に対する前立腺マッチングを用いた治療の有効性を比較した。【結果】:骨マッチング後の前立腺マッチングによるアイソセンターのシフトは,それぞれ,上位(SI)および前後(AP)方向に沿って,それぞれ,0.5±1.8および-0.8±2.6mmであった。30人の患者において,コーチ運動後の身体運動誤差(σ)は,それぞれ,側方,SIおよびAP方向に沿って,0.7,0.5および0.3mmであった。前立腺マッチングにおける推定誤差(σ)は1.0および1.3mmであり,運動誤差と関連して,全位置決め不確実性はSIおよびAP方向に沿ってそれぞれ1.0および1.4mmと推定された。毎日のDVH分析は,前立腺マッチングにおいて,全375照射の98.7%と86.1%が前立腺に対してV_95%>95%の用量条件を維持し,直腸に対してV_77%<18%の用量制約を維持したが,全照射の90.4%と66.1%は骨マッチングを用いた。直腸の用量拘束と前立腺の線量範囲は,骨マッチングより前立腺マッチングによってより良く維持された(P<0.001)。精嚢(SV)への線量の日変化は大きく,全照射の40%だけが高リスク処理のためのV_95%の初期計画値を維持した。それにもかかわらず,元の値からの偏差は,前立腺および骨マッチングにおいて,それぞれ-4±7%および-5±11%であり,SVのより良い線量範囲は,前立腺マッチングにより達成された。結論:CT画像ガイド下陽子療法における従来の骨マッチングからのAPとSI方向に沿った再配置の補正は,直腸の用量制約と前立腺の線量範囲を維持するのに有効であることがわかった。本研究は,CT画像誘導を用いた前立腺マッチングによる前立腺癌治療が直腸合併症を減少させ,前立腺のより良い腫瘍制御を達成するために有効である可能性があることを示した。しかし,SVのより良い線量範囲を維持するためには,適応アプローチが望ましい。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *放射線量 ,  *前立腺腫瘍 ,  X線画像 ,  走査 ,  直腸 ,  不確実性 ,  *陽子 ,  *前立腺 ,  シミュレータ ,  *治療法 ,  マッチング ,  日変化 ,  *位置決め ,  患者
準シソーラス用語： *CT画像 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 画像誘導放射線療法 ,  室内CT ,  分数間運動 ,  横方向ビーム配置 ,  前立腺癌 ,  陽子範囲 ,  陽子線治療

分類 (2件)： 医用画像処理  (JE04020T) ,  腫ようの放射線療法  (GE03034K)

タイトルに関連する用語 (9件)： 陽子線治療 ,  施設 ,  室内 ,  CT画像 ,  誘導 ,  前立腺癌 ,  治療 ,  位置決め精度 ,  線量評価