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J-GLOBAL ID:201802274446915669   整理番号:18A2141262

熱帯における陸稲の生産性向上のための品種改良の進展

Progress in varietal improvement for increasing upland rice productivity in the tropics
著者 (8件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 145-158 (WEB ONLY)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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遺伝的改良による陸稲系におけるイネ収量の向上は,熱帯では依然として大きな課題である。本レビューの目的は,熱帯における過去30年間の陸稲栽培の動向と,アフリカ,アジアとラテンアメリカにおける生産性向上のための遺伝的改良に関する研究の進展を報告することである。陸稲の栽培地域は,アジアとラテンアメリカでは過去30年間で減少したが,アフリカ地域では増加した。総稲作地域における陸稲地域の現在の占有率は,特にアフリカでは,降水量や一人あたりの国民総所得と関連しており,占有率の高さは,国家レベルでの米自給の低さと関連している。アジアとラテンアメリカにおける育種プログラムは,インディカ素材を両親として用いて多収品種を育成してきた。アフリカでは,ネリカ(NERICA)品種が改良熱帯性ジャポニカとOryza glaberrimaとの交雑から育成された。しかしながら,最近の研究報告では,アジア由来の陸稲インディカ素材を用いると,既存のネリカ米を改良する余地があるとしている。アフリカ高地では,ネパール・チョムロン・ダンのようなジャポニカ品種を用いた育種プログラムが進行中である。育種プログラムで使われる重要な植物形質,特に,中間値としての草丈と分げつ能(雑草抑制能と関連する可能性がある)や高収穫指数は,地域で大きく異なることはない。結論として,陸稲の生産性を遺伝的改良で向上させるような地域間の種子交換を加速させることによる陸稲育種の国際的ネットワークを提案する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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陸稲  ,  作物の品種改良 
タイトルに関連する用語 (5件):
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