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J-GLOBAL ID:201802274465569132   整理番号:18A1153520

OK-432と併用したマイクロ波アブレーションは乳癌のマウスモデルにおいてTh1型応答と特異的抗腫瘍免疫を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Microwave ablation combined with OK-432 induces Th1-type response and specific antitumor immunity in a murine model of breast cancer
著者 (10件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 23  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7330A  ISSN: 1479-5876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:マイクロ波アブレーション(MWA)のような最小侵襲療法は,固形腫瘍の治療に広く使用されている。以前の研究は,MWAが小乳癌の治療に適しており,熱アブレーションが適応性抗腫瘍免疫を誘導する可能性があることを示唆している。しかし,誘導免疫応答はほとんど弱く,乳癌におけるMWAの免疫調節効果は不明である。免疫刺激剤OK-432は腫瘍特異的T細胞応答を誘導し,MWAにより誘導される免疫を増強する可能性がある。【方法】著者らは,MWA,OK-432,MWA+OK-432を有するBALB/cマウスを含んでいる4T1乳癌を治療し,または治療なしで残した。生存期間は,ログランク検定によって生存曲線を比較しているKaplaner-Meyer法で評価された。アブレーション後25日目に,生存マウスに腫瘍再チャレンジを行い,再チャレンジ腫瘍容積を5日毎に計算した。免疫組織化学およびフローサイトメトリーを用いて,切除組織および脾臓におけるT細胞免疫応答を評価した。腫瘍特異的免疫を,酵素結合免疫スポット分析により評価した。さらに,サイトカインパターンを,酵素結合免疫吸着検定法から同定した。【結果】マイクロ波アブレーション+OK-432は,単一治療より長い生存をもたらし,腫瘍再チャレンジから大部分の生存マウスを保護した。局所および全身T細胞反応の両方がMWAにより誘導され,OK-432のその後の投与により更に増強された。さらに,MWAとOK-432の併用はMWA単独より強い腫瘍特異的免疫応答を誘導した。さらに,OK-432とMWAはTh1型の産生を相乗的に促進したが,Th2型サイトカインの産生を促進せず,Th1優位状態へのT細胞応答を分極させた。【結論】T細胞免疫反応は乳癌におけるMWAによって活性化された。さらに,MWAとOK-432の併用はTh1型反応を誘導し,特異的抗腫瘍免疫を誘発した。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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腫よう免疫 
引用文献 (39件):
  • Nat Rev Cancer; Thermal ablation of tumours: biological mechanisms and advances in therapy; KF Chu, DE Dupuy; 14; 2014; 199-208; 10.1038/nrc3672; CR1;
  • RadioGraphics.; Microwave ablation: principles and applications; CJ Simon, DE Dupuy, WW Mayo-Smith; 25; 2005; S69-S83; 10.1148/rg.25si055501; CR2;
  • J Vasc Interv Radiol; Microwave tumor ablation: mechanism of action, clinical results, and devices; MG Lubner, CL Brace, JL Hinshaw, FT Lee; 21; 2010; S192-S203; 10.1016/j.jvir.2010.04.007; CR3;
  • Radiology; Radiofrequency versus microwave ablation in a hepatic porcine model; AS Wright, LA Sampson, TF Warner, DM Mahvi, J Lee, T Fred; 236; 2005; 132-139; 10.1148/radiol.2361031249; CR4;
  • PLoS ONE; Comparison of ablation zones among different tissues using 2450-MHz cooled-shaft microwave antenna: results in ex vivo porcine models; W Zhou, M Liang, H Pan, X Liu, Y Jiang, Y Wang; 8; 2013; e71873; 10.1371/journal.pone.0071873; CR5;
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