文献
J-GLOBAL ID:201802274545096223   整理番号:18A1140272

間葉系幹細胞の心筋細胞への分化はWntシグナル伝達経路を介してmiRNA-1-2により調節される【JST・京大機械翻訳】

Differentiation of mesenchymal stem cells into cardiomyocytes is regulated by miRNA-1-2 via WNT signaling pathway
著者 (9件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 29  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7325A  ISSN: 1423-0127  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【背景】骨髄由来幹細胞(BMSCs)は心筋細胞に分化する可能性があるが,分化率は低く,分化の機構は完全には不明である。ここでは,マウスBMSCの心筋細胞様細胞への分化におけるmiR1-2の役割を検討し,その手順における関与するシグナル伝達経路を明らかにすることを目的とした。【方法】マウスBMSCをmiR1-2および5-アザシチジン(5-aza)で処理した。BMSCsにおける心臓細胞マーカー:Nkx2.5,cTnIおよびGATA4の発現を,qPCRによって調べた。アポトーシス率をフローサイトメトリーによって検出し,Wnt/β-カテニンシグナル伝達経路の活性をこのシグナル伝達経路の上流蛋白質を測定することによって評価した。【結果】マウスBMSCsにおけるmiR1-2の過剰発現の後,アポトーシス率は5-アザ群より有意に低かったが,心臓特異的遺伝子の発現,例えばNkx2.5,cTnIおよびGATA4は対照群および5-アザ群と比較して有意に増加した。一方,マウスBMSCsにおけるmiR1-2の過剰発現は,Wnt/β-カテニンシグナル伝達経路におけるwnt11,JNK,β-カテニンおよびTCFの発現を強化した。Wnt/β-カテニンシグナル伝達経路の阻害剤であるLGK-974の使用は,心臓特異的遺伝子の発現を有意に減少させ,miR-1の役割を部分的に遮断した。【結論】マウスBMSCsにおけるmiR1-2の過剰発現は,Wnt/β-カテニンシグナル伝達経路の活性化を介して,それらを促進する心筋細胞分化に向かって誘導することができる。5-azaと比較して,miR1-2はより少ない細胞毒性でより効果的にBMSCsの心筋細胞への分化を誘導することができる。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  発生と分化 
引用文献 (33件):
もっと見る

前のページに戻る