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J-GLOBAL ID:201802274584036090   整理番号:18A1981816

工業的エレクトロスラグ再融解中のG20CrNi2Mo浸炭軸受鋼における酸化物介在物の進展

Evolution of Oxide Inclusions in G20CrNi2Mo Carburized Bearing Steel during Industrial Electroslag Remelting
著者 (6件):
資料名:
巻: 58  号: 10  ページ: 1781-1790(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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工業的実験および熱力学的解析を行い,G20CrNi2Mo浸炭軸受鋼のエレクトロスラグ再融解(ESR)中の消耗電極から液滴および精錬インゴットへの酸化物介在物の進展を調べた。電極中のすべての酸化物介在物はCaO-MgO-Al2O3であり,その大部分は液体領域に位置していた。液滴形成の間,ほとんどの電極介在物は溶融スラグによって吸収され,金属膜中のCa含有量は顕著に減少したと推論された。主に界面エネルギーが低いために,いくつかの介在物は溶鋼中にまだ残っていた。さらに,2μmより小さい純Al2O3介在物が液滴中に生成し,顕著なAl酸化が起こることが示唆された。インゴット介在物は,低MgO含有MgO-Al2O3,Al2O3ベース不規則CaO-(MgO)-Al2O3および球状CaO-Al2O3であり,すべての組成は液体領域の外側であり,インゴット介在物が電極中の残留物として特定できないことを示した。熱力学計算は,スラグ/金属界面においてAlにより還元された溶解CaとMgは金属プールに移動できないことを示した。FactSage7.0を用いて金属プール中の介在物の形成を解明し,その結果は実験的に観察された介在物と基本的に一致し,準熱力学的平衡が確立できることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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製鋼  ,  その他の金属組織学 
引用文献 (43件):
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