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J-GLOBAL ID:201802274625666901   整理番号:18A0464800

ナトリウムグルコース共輸送体2阻害剤カナグリフロジンはグルコース取込を阻害することにより肝癌細胞増殖と脈管形成活性を減弱する【Powered by NICT】

Sodium glucose cotransporter 2 inhibitor canagliflozin attenuates liver cancer cell growth and angiogenic activity by inhibiting glucose uptake
著者 (12件):
資料名:
巻: 142  号:ページ: 1712-1722  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0267B  ISSN: 0020-7136  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナトリウム グルコース共輸送体2阻害剤(SGLT2 Is)は腎近位尿細管におけるグルコース再吸収を阻害する抗糖尿病薬の新しいクラスを構成する。最近の報告は,SGLT2発現癌細胞の癌増殖を減弱するSGLT2の潜在能力を示したが,肝細胞癌(HCC)に対するSGLT2の効果についてはほとんど知られていない。ここでは,ヒト肝癌細胞に対するSGLT2I,カナグリフロジンの抗癌特性を調べた。SGTL2mRNAと蛋白質発現はH uh7細胞とH epG2細胞で検出されたが,HLEのみならず初代ヒト肝細胞および肝星状細胞では認められなかった。カナグリフロジンはグルコース取込,乳酸および細胞内ATP産生を含む解糖代謝を阻害することにより用量依存的にSGLT2発現H uh7とHepG2細胞に対して抗増殖作用を示した。もERK,p38およびAKTのリン酸化阻害およびカスパーゼ3の開裂とG2/M停止とアポトーシスを誘導した。異種移植腫瘍増殖アッセイはカナグリフロジン(10mg/kg/日)の経口投与は血糖状態に依存しない様式で皮下腫瘍負荷を有意に減少させ,BALB/cヌードマウスにおけるHuh7とHepG2由来異種移植腫瘍における腫瘍内血管新生を減弱させることを示した。in vitro,カナグリフロジンはH uh7あるいはHepG2共培養において観察された増加したヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)の増殖と管形成を抑制した。対照的に,カナグリフロジンはSGLT2ヌルHLE派生異種移植モデルにおける腫瘍増殖と腫瘍内血管新生に影響しなかった。これらの結果は,SGLT2I療法はH CCの治療のための潜在的な新しい戦略であることを示す。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 
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