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J-GLOBAL ID:201802274654779815   整理番号:18A0781988

内向き整流カリウム(KIR)4.1チャンネルの阻害は星状細胞における脳由来神経栄養因子(BDNF)発現を促進する【JST・京大機械翻訳】

Inhibition of Inwardly Rectifying Potassium (Kir) 4.1 Channels Facilitates Brain-Derived Neurotrophic Factor (BDNF) Expression in Astrocytes
著者 (17件):
資料名:
巻: 10  ページ: 408  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7082A  ISSN: 1662-5099  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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星状細胞における内向き整流カリウム(Kir)4.1チャンネルは,空間的カリウム緩衝を仲介することにより神経興奮性を調節する。星状細胞Kir4.1チャンネルの機能不全はてんかん発作の発生に関与するが,てんかん発生の調節におけるKir4.1チャンネルの機能的機構は不明のままである。ここでは,マウス星状細胞の初代培養において,てんかん発生の重要な調節因子である脳由来神経栄養因子(BDNF)の発現に対するKir4.1阻害(遮断およびノックダウン)の影響を評価した。Kir4.1チャンネルの遮断に対し,サブユニット特異的にKir4.1チャンネルに結合し,ブロックするいくつかの抗うつ剤を試験した。フルオキセチンによる星状細胞の処理は,BDNF mRNA発現を濃度依存的に増強し,BDNF蛋白質レベルを増加させた。他の抗うつ薬(例えば,セルトラリンおよびイミプラミン)は,Kir4.1チャンネルの阻害に対するそれらと同様の相対的能力を有するBDNF mRNAの発現も増加させた。加えて,Kir4.1を標的とする低分子干渉RNA(siRNA)のトランスフェクションによるKir4.1発現の抑制は,BDNFのmRNAおよび蛋白質レベルを有意に増加させた。Kir4.1 siRNAトランスフェクションによるBDNF誘導はMEK1/2阻害剤U0126により抑制されたが,p38 MAPK阻害剤SB202190またはJNK阻害剤SP600125により抑制されなかった。本結果は,Kir4.1チャンネルの阻害が,主にRas/Raf/MEK/ERK経路を活性化することにより,星状細胞におけるBDNF発現を促進することを示し,それはてんかんおよび他の神経精神疾患の発症に関連している可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  中枢神経系 

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