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J-GLOBAL ID：201802274787518140   整理番号：18A0923878

植生属性の地域生産性媒介効果における変動性【JST・京大機械翻訳】

Variability in community productivity-mediating effects of vegetation attributes

著者 (2件)： Polley H. Wayne (USDA-Agricultural Research Service, Grassland, Soil & Water Research Laboratory, Temple, TX, USA) ,  Wilsey Brian J. (Department of Ecology, Evolution and Organismal Biology, Iowa State University, Ames, IA, USA)
資料名： Functional Ecology  (Functional Ecology)
巻： 32  号： 5  ページ： 1410-1419  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0225A  ISSN： 0269-8463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物生産性は環境変動に応じて時間を通して変化する。生産性における変動性の減少は,植物群落属性が植物成長動力学に影響する環境変動とどのように相互作用するかの理解を改善する必要がある。著者らは,2つの群落属性,種の多様性と比葉面積(SLA)の個体数加重値,およびパッチ(局所)と団粒(マルチパッチ)空間スケールにおける草原生産性の時間的変動性の間のリンクを評価した。アメリカ,テキサス州における草地生物多様性実験から,多年生植物種の空間的に異なる群落のパッチを組み合わせることにより,集合体群集を作成した。集合体コミュニティの地上純一次生産性(ANPP)の年年変動を,パッチのANPPにおける平均時間変動とパッチ間のANPP動力学における時間的同期の2つの乗法的成分の関数として解析した。回帰分析を用いて,凝集体ANPPとその成分の時間的変動性が5年間にわたって種多様性または地域加重SLAと相関するかどうかを決定した。凝集体コミュニティのANPPにおける時間的変動性はパッチANPPにおける時間的変動性と強く相関した。平均SLAの増加は,平均生産性を増加させることにより,凝集体コミュニティのANPP変動を減少させた。パッチスケールSLAにおける時間変化の増加は,生産性に及ぼす降水量変動の影響を低減することにより,凝集体ANPPにおける時間的変動をさらに減少させた。逆に,狭い範囲にわたる種の多様性の増加は凝集体ANPPの時間的変動を増加させた。高い多様性は,時間的に安定なC_4草本の優位性の減少と関連していた。著者らの結果は,時間を通して草原一次生産性における変動性の潜在的指標として,コミュニティSLAにおける平均およびパッチスケールの時間的動力学を意味する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 草原 ,  植物成長 ,  多年生草 ,  回帰分析 ,  相互作用 ,  コミュニティ ,  群落 ,  年年変動 ,  テキサス州 ,  植物群落 ,  生物多様性 ,  降水 ,  団粒
準シソーラス用語： 一次生産 ,  加重 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 多様性 ,  外来種 ,  機能特性 ,  草原 ,  降水 ,  空間スケール ,  特定の葉面積 ,  安定性

分類 (3件)： 個生態学  (EE03020H) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 植生 ,  属性 ,  地域 ,  変動性