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J-GLOBAL ID:201802275045102643   整理番号:18A0465616

BおよびE MADSボックス遺伝子はCymbidium goeringii Rchb.fにおける花被形成を決定する【Powered by NICT】

B and E MADS-box genes determine the perianth formation in Cymbidium goeringii Rchb.f
著者 (7件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 353-369  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0602A  ISSN: 0031-9317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Cymbidium goeringii Rchb.f.は顕著な高分化型唇を持つ重要な観賞植物である。その複雑な花の構造は花被開発を検討する絶好の機会を提供する。顕花植物では,クラスA,BおよびEの花のホメオティック遺伝子は花被アイデンティティーの特異化に重要な役割を果たしている。本研究では,トランスクリプトーム配列決定のための野生型C.goeringii花芽のcDNAライブラリーを用いた。十八候補クラスA,BおよびE遺伝子(AP1/FUL-,AP2-,DEF,GLO,SEP,AGL6遺伝子を含む)を同定した。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(qRT PCR)の結果は,CgDEF1,CgSEP2とCgAGL6 1は,がく片および花弁でのみ強く検出し,口唇で有意に下方制御されたことを示した。CgDEF3,CgDEF4とCgAGL6 3は唇と唇状花弁で多く発現していたが萼片で検出された唯一のは最少であった。酵母二ハイブリッド解析はCgDEF1とCgGLOはヘテロ二量体を形成することを示した。CgAGL6 1/CgSEP2とCgDEF1はCgGLO蛋白質の助けを借りて高次蛋白質複合体を形成し,CgAGL6 1とCgSEP2両方はヘテロ二量体を形成した。CgDEF3/CgDEF4はCgGLOとCgAGL6 3と独立して相互作用し,それぞれが,CgDEF3とCgDEF4もCgGLOの支援とヘテロ二量体を形成した。これら遺伝子発現パターン蛋白質相互作用プロファイルに関連する包括的な解析に基づいて,がく片/花弁/口唇決定の機構はC.goeringiiで研究した。さらに,C.goeringiiのがく片/花弁/口唇決定を説明する仮説を提案した。口唇四重項(CgDEF3/CgDEF4/CgAGL6 3/CgGLO)は口唇形成を促進したが,sepal/petal四重項(CgDEF1/CgAGL6 1/CgSEP2/CgGLO)はがく片/花弁形成を促進した。これらの結果は,ランの花被形成の機構及び経路に関する現在の知識を豊かにする。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  遺伝子発現 
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