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J-GLOBAL ID：201802275141404608   整理番号：18A0280196

親密なパートナーからの暴力を経験した女性における分娩後うつ病:タンザニア,モシにおける前向きコホート研究【Powered by NICT】

Postpartum depression among women who have experienced intimate partner violence: A prospective cohort study at Moshi, Tanzania

著者 (11件)： Rogathi Jane J. (Kilimanjaro Christian Medical University College, Moshi, Tanzania) ,  Rogathi Jane J. (Kilimanjaro Christian Medical Centre, Moshi, Tanzania) ,  Manongi Rachael (Kilimanjaro Christian Medical University College, Moshi, Tanzania) ,  Manongi Rachael (Kilimanjaro Christian Medical Centre, Moshi, Tanzania) ,  Mushi Declare (Kilimanjaro Christian Medical University College, Moshi, Tanzania) ,  Rasch Vibeke (Department of Obstetrics and Gynecology, Odense University Hospital, Denmark) ,  Rasch Vibeke (Department Clinical research, University of Southern Denmark, Denmark) ,  Sigalla Geofrey N. (Kilimanjaro Christian Medical University College, Moshi, Tanzania) ,  Sigalla Geofrey N. (Department of Health, Evangelical Lutheran Church in Tanzania, Tanzania) ,  Gammeltoft Tine (Department of Anthropology, University of Copenhagen, Denmark) ,  Meyrowitsch Dan W. (Department of Public Health, University of Copenhagen, Denmark)
資料名： Journal of Affective Disorders  (Journal of Affective Disorders)
巻： 218  ページ： 238-245  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1170A  ISSN： 0165-0327  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの低所得国における分娩後うつ病(PPD),タンザニアはあまり認識されていない,PPDの基礎となる予測因子と原因は不明のままである。以前の研究からの結果は,PPDは周産期中に経験する親密なパートナーからの暴力(IPV)と関係することを示す。本研究では,タンザニアにおける出生前サービスに通う女性にみるIPVとPPD間の関係を評価した。二一次レベル保健施設におけるマタニティークリニックに来院した妊娠24週未満の妊娠女性における,タンザニア・キリマンジャロ州における,2015年5月30日に2014年3月1日からの前向きコホート研究を実施した。女性は四時点でインタビューを行った1)社会人口統計学的および生殖健康特性は動員で評価した。2)在胎34週で,エジンバラ産後欝病尺度(EPDS)を用いたうつ病のスクリーニングと自己申告IPV経験は女性の健康と家庭内暴力に関するWHOの多国間研究から採用された構造化された質問を用いて評価した。3)EPDSを用いた産後うつ病の評価は40日分娩後で繰り返した。データは,二変量および多変量解析を用いて解析した。合計1013人の女性にインタビューし,うち304名(30.0%)は妊娠中にIPVの少なくとも1つの型にさらされた報告と122(12.0%)がEPDSスコア13以上のを持っていた。妊娠中のIPVに暴露されなかった人女性と比較して少なくとも1型IPVのへの曝露は,PPD三倍以上(AOR=3.10; 95% CI: 2.04 4.40)のオッズを増加させた。成層解析はPPDのこのリスクは身体的暴力(AOR=3.75; 95% CI: 1.21 11.67)に曝露された若い女性(年齢18 24年)の中で最も高いことを示した。感情の暴力にさらされた女性の間では,欝病の既往歴を有する女性は出産後欝病発症の高リスクでもなかったうつ病(AOR=2.79; 95% CI: 1.76 4.42)と(AOR=0.89; 95% CI: 0.38 2.08)の既往歴を持っていた女性と比較した。研究個体群の各三人の妊婦のうち1つは妊娠の間のIPVに曝露し,これらのイベントは産後うつ病の進行と強く関連していた。IPVにさらされたときうつ病の既往歴を有する若年女性と女性は特になかったPPDを生成する傾向がある。これらの知見は,母親とその乳児が受ける合併症を最小にするために,タンザニアと他の低所得国における出生後環境におけるPPDのための標的スクリーニングを通知するための助けとなるはずである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *分娩 ,  *前向きコホート研究 ,  乳児 ,  多変量解析 ,  *暴力行為 ,  病歴 ,  妊娠 ,  周産期 ,  スクリーニング ,  妊婦 ,  *女性 ,  *うつ病 ,  *タンザニア連合共和国 ,  危険因子
準シソーラス用語： エジンバラ産後欝病質問票 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： アフリカ ,  タンザニア ,  エジンバラ産後うつ病スコア ,  リスクファクター ,  性暴力 ,  物理的暴力 ,  感情的暴力

分類 (2件)： 社会医学一般  (GB04010W) ,  婦人科疾患,妊産婦の疾患  (GS03000D)

タイトルに関連する用語 (7件)： パートナー ,  暴力 ,  経験 ,  女性 ,  分娩後うつ病 ,  タンザニア ,  前向きコホート研究