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J-GLOBAL ID：201802275205896055   整理番号：18A0836032

韓国別墅における周辺山稜地形がつくりだす囲繞性の研究

A Study on Enclosing Characteristics of Topography around the Korean Byeol-Seo Garden

著者 (4件)： KIM Yerin (千葉大 大学院園芸学研究科) ,  大野暁彦 (名古屋市大 大学院芸術工学研究科) ,  ZHANG Junhua (千葉大 大学院園芸学研究科) ,  三谷徹 (千葉大 大学院園芸学研究科)
資料名： ランドスケープ研究  (日本造園学会誌)
巻： 81  号： 5  ページ： 559-564  発行年： 2018年03月30日 
JST資料番号： F0408A  ISSN： 1340-8984  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,現地調査とGIS分析により韓国の韓国別墅周辺の地形の囲繞性を明らかにすることを目的とした。野外調査と調査は,2014年から2017年まで,20の別墅で4回実施した。全羅南道には20の別墅がある。GISの視野,斜面およびアスペクト分析により,結果的に20の別墅について以下の局面が観察された。(1)韓国別墅には,別墅に応じて異なる視野や景観が見える範囲がある。20の別墅のうち15の別墅は,主要な視野は中間距離である。(2)ほとんどの韓国別墅は前景を重視しているが,韓国別墅は景観の左と右における地形特性のバランスが異なっている。(3)20の韓国別墅のうち17は,山の前方景に位置しており,囲繞性を作り出すために効果的であった。本研究は,従来の別墅について,別墅の伝統的な意味と哲学に焦点をあてるだけでなく,空間的特性を解明するための定量的分析にも焦点をあてている。この種の分析は,伝統的別墅の形態学的特性と空間設計の意味を認識する基礎となる得るものである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 庭 ,  *大韓民国 ,  地形要素 ,  空間 ,  モルフォロジー ,  地理情報システム ,  視野 ,  斜面 ,  調査
準シソーラス用語： *囲繞性 ,  *韓国別墅 ,  *山稜地形

分類 (2件)： 公園,造園,緑化  (RD04020Y) ,  景観  (RD04010N)

引用文献 (26件)：

• 1) 金龍基・李載根(1992):朝鮮時代亭子園林の地域的特性に関する研究-嶺・湖南地方の別墅庭園を中心に-.:韓国伝統造景学会誌,Vol.10 No.1,15-31
• 2) 李容範 他(1994):「景」でみる亭子建築の場所性に関する研究:大韓建築学会論文集10 巻6 号,89-100
• 3) 樓(樓閣)と亭(亭子)の合成語
• 4) 李載根(1992):朝鮮時代別墅庭園に関する研究:成均館大学校大学院博士論文(未公刊)
• 5) 鄭瞳昨(1986):伝統的な亭子園林の立地特性および空間構成に関する研究:韓国伝統造景学会5(1),25-38

タイトルに関連する用語 (6件)： 韓国 ,  周辺 ,  山稜 ,  地形 ,  囲繞 ,  研究