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J-GLOBAL ID：201802275206396503   整理番号：18A1394821

変形性膝関節症患者および人工膝関節全置換術後の転帰に及ぼす多血小板血漿の影響に関する系統的レビュー【JST・京大機械翻訳】

A systematic review of the effects of platelet rich plasma on outcomes for patients with knee osteoarthritis and following total knee arthroplasty

著者 (2件)： Muchedzi Tendai Aswad (Trauma and Orthopaedics, Bundaberg Base Hospital, Queensland, Australia) ,  Roberts Simon B. (Trauma and Orthopaedics, University of Edinburgh, South Eastern Scotland Deanery, UK)
資料名： Surgeon  (Surgeon)
巻： 16  号： 4  ページ： 250-258  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1390A  ISSN： 1479-666X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 血小板に富む血しょう(PRP)は,膝関節症の管理に有効であることが示唆されている。現在の文献のレビューは,膝OAの治療におけるPRPの利点に関する相反する証拠を明らかにする。前臨床的証拠は,関節組織治癒のための好ましい環境を促進するためにPRP注入の使用を支持し,軟骨だけでなく,OAの進行を遅らせるのにプラスの効果を有する滑膜および半月板組織も促進する。血小板顆粒に見られる成長因子は,膝OAおよび人工膝関節置換術(TKA)後の転帰に影響すると仮定されている。変形性膝関節症およびTKA後のPRPの使用を検討する研究の系統的レビューを,無作為化臨床試験および偽無作為化臨床および比較試験のために,PRPを用いて膝関節炎を治療し,以下のTKAを行った:MEDLINE,EMBASE,Science Direct,PubMedおよびCochrane Library。主要な結果は,疼痛(視覚アナログスケール(VAS)),生活スコアの質,および膝機能を含む患者の報告であった。合計2328名の参加者が17名の研究を通して分析され,プールされた結果は,TKA後のPRPによる痛みの統計的に有意な減少を示したが,膝OAの非外科的管理ではそうではなかった(それぞれP<0.0001および0.13)。PRPの臨床的利点は,TKAの後の生活と膝機能(P=0.07と0.05)の質に関して見つからなかった。しかし,膝機能における統計的改善は,PRP注射(P<0.0001)の後,膝OA患者において実証した。創傷スコアおよび入院期間(それぞれp=0.33および0.31)を含む二次転帰に対するPRPの統計的に有意な臨床的利点はなかった。対照群と比較して,PRPによる血液損失と全体的症状に関して統計的に有意差はなかった(p=0.37)。この系統的レビューは,膝OAまたはOAに対するTKA後の患者において,患者における長期統計学的に有意な改善を示さなかった。しかしながら,PRPは,TKA後の疼痛コントロールおよびOA患者における日常生活の活動において短期的な利点を有することが示されている。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 疼痛管理 ,  日常生活動作 ,  治癒 ,  *人工膝関節置換術 ,  *患者 ,  *変形性膝関節症 ,  *関節疾患 ,  疼痛 ,  *血小板 ,  半月板 ,  ランダム化比較試験
準シソーラス用語： スコア ,  *膝関節症 ,  *多血小板血漿 ,  *転帰 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 関節症 ,  多血小板血漿 ,  人工膝関節全置換術

分類 (1件)： 運動器系疾患の外科療法  (GG05030O)

タイトルに関連する用語 (6件)： 変形性膝関節症 ,  患者 ,  人工膝関節全置換術 ,  転帰 ,  多血小板血漿 ,  系統的レビュー