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J-GLOBAL ID：201802275215150331   整理番号：18A1474289

最近の研究から「閉じ込め液体系における自己拡散係数への有限サイズ効果」

著者 (1件)： 菊川豪太 (東北大 流体科研)
資料名： アンサンブル  (分子シミュレーション学会誌)
巻： 20  号： 3  ページ： 179-184,147(1)  発行年： 2018年07月31日 
JST資料番号： L8101A  ISSN： 1884-6750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 分子動力学シミュレーションは,実験的な観測が困難な微細スケールにおける閉じ込め液体に見られる特異な流動現象の把握を可能とする。しかしながら,計算負荷や計算条件による種々の制約から,本来再現すべき実際の系より小さな計算系サイズや周期境界系を利用することも多い。本稿では,自己拡散係数に対する計算系のサイズ効果,特に系の形状による影響についての研究成果を報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： 効果 ,  *拡散係数 ,  サイズ効果 ,  *計算機シミュレーション ,  *流体力学的相互作用 ,  境界条件 ,  自己相関関数 ,  *分子動力学 ,  *閉込め ,  *自己拡散係数 ,  分子動力学シミュレーション ,  周期的境界条件 ,  *計算機利用 ,  *利用
準シソーラス用語： 周期境界条件 ,  閉込め効果

分類 (2件)： 液体の輸送現象一般  (BL06011A) ,  不均質流  (BC02060J)

引用文献 (12件)：

• 1 Y. Naruke, S. Kosaka, T. Nakano, G. Kikugawa, and T. Ohara, Int. J. Heat Mass Trans., 84, 584 (2015).
• 2 H.K. Chilukoti, G. Kikugawa, and T. Ohara, Int. J. Heat Mass Trans., 79, 846 (2014).
• 3 B. Dünweg, and K. Kremer, J. Chem. Phys., 99, 6983 (1993).
• 4 M. Fushiki, Phys. Rev. E, 68, 021203 (2003).
• 5 I.-C. Yeh, and G. Hummer, J. Phys. Chem. B, 108, 15873 (2004).

タイトルに関連する用語 (4件)： 研究 ,  閉じ込め ,  自己拡散係数 ,  有限サイズ効果