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J-GLOBAL ID：201802275289511704   整理番号：18A0704753

Webコンテンツにおける赤文字の誘目性に関する研究-色覚特性の度合いが可変なエミュレータ-

An Emulator of Attractiveness by Red-colored Characters on Web pages

著者 (1件)： 永田和生 (熊本高専)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 502(WIT2017 66-91)  ページ： 35-38  発行年： 2018年03月02日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Webコンテンツでは,一般の文書と同様,背景色を白,文字色を黒とし,重要な箇所の文字色を赤にすることで強調する場合が多い。これは,赤色が持つ「誘目性」の高さを利用したものである。しかし,このような配色では,色弱者は本文中に含まれる赤文字を見つけることが難しいとされる。本研究では,新たな“色弱の度合い”の算定方法を考案するとともに,色弱者の誘目性をエミュレートする機構を開発し,その実証評価を行っている。結果として,著者らが開発したエミュレータを用いることで,異なる度合いの色弱者について,その誘目性を再現できると結論づけている。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンテンツ ,  文字 ,  文字認識 ,  色覚 ,  *エミュレータ ,  色弱 ,  *性能
準シソーラス用語： *Webコンテンツ ,  視認性 ,  赤緑色弱 ,  *誘目性

分類 (2件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (6件)：

• 神作 博:“色と視覚表示”,人間工学,Vol.4,No.1,pp.7-16,1968.
• 重田和広,中山実,清水康敬:立体ディスプレイを用いた文字提示の効果,電子情報通信学会論文誌,Vol.J82-A,No.1,pp.158-167,1999.
• 成井智祐,中山実:着色文字の色情報が語句探索時間に与える効果の一検討,日本教育工学会論文誌,Vol.35,No.1,pp.95-98,2011.
• 永田和生,坂本奨馬:Webコンテンツにおける赤文字の誘目性に関する研究,信学技報,2017,Vol.116,No.519,pp.87-90,2017.
• 日本眼科学会:「目の病気,先天色覚異常」,http://www.nichigan.or.jp/public/disease/hoka_senten.jsp(閲覧日:2017年2月8日)

タイトルに関連する用語 (8件)： Webコンテンツ ,  赤 ,  文字 ,  誘目性 ,  研究 ,  色覚 ,  度合い ,  エミュレータ