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J-GLOBAL ID：201802275292973950   整理番号：18A0276032

始生代岩石中の有機炭素と無機硫黄同位体組成の分析におけるクロム還元の利用【Powered by NICT】

The use of chromium reduction in the analysis of organic carbon and inorganic sulfur isotope compositions in Archean rocks

著者 (6件)： Muller Elodie (Institut de Physique du Globe de Paris, Sorbonne Paris Cite, Universite Paris Diderot, UMR 7154 CNRS, F-75005 Paris, France) ,  Ader Magali (Institut de Physique du Globe de Paris, Sorbonne Paris Cite, Universite Paris Diderot, UMR 7154 CNRS, F-75005 Paris, France) ,  Chaduteau Carine (Institut de Physique du Globe de Paris, Sorbonne Paris Cite, Universite Paris Diderot, UMR 7154 CNRS, F-75005 Paris, France) ,  Cartigny Pierre (Institut de Physique du Globe de Paris, Sorbonne Paris Cite, Universite Paris Diderot, UMR 7154 CNRS, F-75005 Paris, France) ,  Baton Franck (Metis, Universite Pierre et Marie Curie, UMR 7619 CNRS, F-75005 Paris, France) ,  Philippot Pascal (Institut de Physique du Globe de Paris, Sorbonne Paris Cite, Universite Paris Diderot, UMR 7154 CNRS, F-75005 Paris, France)
資料名： Chemical Geology  (Chemical Geology)
巻： 457  ページ： 68-74  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0081A  ISSN： 0009-2541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 古代岩石記録から生物とその生物地球化学的環境の進化を解読する最も深刻な問題の一つは,良く保存された試料を得ることの困難さである。が発生している場合には続成作用及び変成作用の変化を避けるために行うことができるが,風化による変質はドリルコア試料の作動によって回避できた。は試料の量が限られていることを意味し,これは行うことができる可能性のある化学と同位体分析の数を抑制する可能性がある。試料を節約するために,硫黄硫化抽出(後期硫黄同位体分析のための)に使用される化学プロトコルもdecarbonate試料(後期有機炭素同位体分析のための)に適していることを示した。炭酸岩の場合には,硫黄硫化抽出と脱炭酸の両方は,多量の試料を必要とする結合それらはかなりの量の試料と時間を節約可能性がある。添加では,有機炭素(TOCとδ~13C)と硫黄同位体組成測定の両方を可能にする正確な同じ粉末,不均一試料中のSとCサイクル間の結合を理解しようとするときに必須に実施することができた。,種々の始生代岩石に及ぼす試料脱炭酸,硫化物から硫黄を抽出するために一般的に使用される酸性クロム溶液の効率を試験した。著者らの結果は,有意な炭素同位体分別は,この新しい脱炭酸プロトコルによる,低い有機炭素含有量の試料でもないことを示した。クロム溶液は古代岩石記録中の有機物の分析のための完全に適合していると思われる,少なくとも岩石試料は低緑色片岩相変成作用を経験した。本プロトコルは,未成熟有機物に用いることができるかどうかを検証することが必要である更なる試験。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 硫化物 ,  炭酸 ,  プロトコル ,  *クロム ,  同位体分析 ,  有機物 ,  *硫黄 ,  続成作用 ,  硫化 ,  *有機炭素 ,  変成作用 ,  脱炭酸 ,  *同位体存在比 ,  *岩石 ,  *始生代

著者キーワード (4件)： 炭素同位体 ,  脱炭酸 ,  限られた試料 ,  先カンブリア時代

分類 (1件)： 同位体地質学  (DD01042T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 始生代 ,  岩石 ,  有機炭素 ,  硫黄 ,  同位体組成 ,  分析 ,  クロム ,  還元