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J-GLOBAL ID:201802275353911981   整理番号:18A0789866

精製果実ブロメラインによる上皮TNF-α受容体の阻害は大腸炎における腸炎症とバリア機能障害を改善する【JST・京大機械翻訳】

Inhibition of Epithelial TNF-α Receptors by Purified Fruit Bromelain Ameliorates Intestinal Inflammation and Barrier Dysfunction in Colitis
著者 (13件):
資料名:
巻:ページ: 1468  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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TNF-α受容体(TNFR)の活性化は炎症反応を誘導し,炎症性腸疾患(IBD)における炎症症状と治癒粘膜潰瘍を減少させるために抗TNF療法を行った。蛋白質分解酵素の複雑な天然混合物であるブロメラインは抗炎症効果を発揮することが示されている。本研究は,ラット大腸炎モデルにおける上皮TNFRの精製果実ブロメライン(PFB)誘導阻害の効果を調べることを目的とした。大腸炎は,2,4,6-トリニトロベンゼンスルホン酸の結腸内投与により確立した。TNFR1とTNFR2の発現は,定量的RT-PCRとウエスタンブロット法によって測定した。炎症反応と腸上皮バリア機能を調べることにより,大腸炎に対するPFBの効果を評価した。結果は,TNFR1とTNFR2発現の両方が大腸炎モデルで有意に増加し,増加がPFBにより有意に逆転することを示した。炎症細胞の浸潤,サイトカインプロフィール,上皮細胞アポトーシスおよび上皮密着結合バリア機能不全を含む大腸炎症状は,PFBにより有意に改善された。果実ブロメラインおよび幹ブロメライン複合体と比較して,PFBにより誘導されたTNFR2の阻害は,TNFR1に示されたそれより強かった。これらの結果は,PFBがTNFR1よりTNFR2に対して強い選択的阻害効果を示すことを示した。言い換えると,果実ブロメラインの精製はTNFR2阻害に対するその選択性を増加させる。大腸炎における上皮TNFRの高発現はPFBにより有意に打ち消され,PFB誘導TNFR阻害は大腸炎症状を改善した。これらの結果は,PFBによる潜在的なIBD治療への新しい洞察を提供する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  細胞膜の受容体 

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