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J-GLOBAL ID：201802275404452826   整理番号：18A0958265

広細孔超表面多孔質粒子における輸送特性とサイズ排除効果【JST・京大機械翻訳】

Transport properties and size exclusion effects in wide-pore superficially porous particles

著者 (2件)： Maier Robert S. (Department of Chemical Engineering and Materials Science, University of Minnesota, Minneapolis, MN 55455-0132, USA) ,  Schure Mark R. (Theoretical Separation Science Laboratory, Kroungold Analytical Inc., 1299 Butler Pike, Blue Bell, PA 19422, USA)
資料名： Chemical Engineering Science  (Chemical Engineering Science)
巻： 185  ページ： 243-255  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0254A  ISSN： 0009-2509  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細孔スケールシミュレーションを用いて,広い細孔表面多孔質粒子(SPP)の充填層における溶質分子の輸送に及ぼす流体力学的半径の影響を研究した。自由分子拡散速度は,Stokes-Einstein関係を通して半径とともに変化した。格子BoltzmannとLangevin法を用いて流体運動と流体中の溶質分子集合の輸送をモデル化し,SPPの深さの関数として溶質濃度,フラックス,分子年代,滞留時間に関する統計を与えた。粒子内有効拡散と層分散係数を計算し,流体力学的半径と接近可能な空隙率と相関させた。対流と拡散の相対的重要性は拡散速度を通して分子(トレーサ)サイズに依存することが分かり,対流効果はより大きい遅い拡散分子に対してより顕著である。より大きな分子が利用されると,粒子内濃度は局所的な粒子の空隙率に比例して減少し,サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)で使用されるアクセス可能な多孔性の自然の定義をもたらす。細孔形状は複雑であるが,SEC定数Kはシミュレーションから直接計算できる。シミュレーションは,有効拡散係数が粒子船殻の近くで高くなり,それは主に格子間流れに開放され,粒子への深さと共に減少することを実証した。ここで調べた全ての分子は,与えられた深さでの接近可能な体積はそれらのサイズに依存するが,全粒子深さへの輸送アクセスを有する。粒子への最初の通過時間は拡散速度によって良く予測されるが,滞留時間は対流によって影響され,平均訪問期間を短縮する。これらの結果は,対流が大きな生体分子に対する分離効率を増加させると考えられる「灌流」クロマトグラフィーにおいて興味がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分離効率 ,  形態 ,  固定層 ,  モデリング ,  サイズ排除クロマトグラフィー ,  空隙率 ,  対流 ,  流体力学的半径 ,  *細孔 ,  多孔性 ,  溶質 ,  滞留時間 ,  分子集合体 ,  拡散速度
準シソーラス用語： *輸送特性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 表面多孔質粒子 ,  サイズ排除 ,  アクセス可能な空隙率 ,  細孔スケールシミュレーション ,  制限拡散 ,  滞留時間分布

分類 (2件)： 応用物理化学的操作・装置  (XE03000E) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 細孔 ,  多孔質粒子 ,  輸送特性 ,  サイズ ,  排除