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J-GLOBAL ID：201802275410463795   整理番号：18A1236777

電力市場の社会的利得最大化問題における解の分析

Analysis of solutions to a social benefit maximization problem in electricity market

著者 (3件)： 大西沙奈 (創価大 大学院工学研究科) ,  今堀光恵 (創価大 大学院工学研究科) ,  篠宮紀彦 (創価大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 85(MSS2018 1-36)  ページ： 125-128  発行年： 2018年06月07日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,小売全面自由化が開始された電力市場では,需要家が新たな料金プランや新規電気事業者へ切り替えを行うことで市場に競争が起こり,電気料金の低減が期待されている。しかし,現状では需要家による新規電気事業者への切り替え率は低く,自由化による電気料金低減の効果が十分に得られていない。本稿では,電力小売全面自由化による需要家の利得に着目し,需要家の利得の偏りとその要因について分析と考察を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： *規制緩和 ,  電気料金 ,  利用者 ,  企業 ,  マッチング ,  ゲーム理論
準シソーラス用語： *電力市場自由化 ,  利益最大化 ,  需要家 ,  電力供給事業者

分類 (2件)： 電力工学・電力事業一般  (NB01000X) ,  ゲーム理論  (KA03060T)

引用文献 (5件)：

• 経済産業省,′′電力小売全面自由化の進捗状況′′ http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denryoku_gas/denryoku_gas_kihon/pdf/004_03_00.pdf,(最終閲覧日:2017年12月14日)
• 経済産業省,′′電力小売自由化に関する消費者選択行動アンケート調査結果.′′http://www.meti.go.jp/press/2016/10/20161007005/20161007005-1.pdf,(最終閲覧日:2017年12月14日)
• D. Easley and J. Kleinberg, ′′Networks, Crowds, and Markets: Reasoning about a Highly Connected World,′′ Cambridge University Press, 2010.
• M.Imahori, et al.,′′A study on consumer switching behavior with matching problem in electricity markets,′′信学技報, vol.117, no.96, CAS2017-10, pp.51-56,2017年6月.
• 新電力ネット,′′電力市場の推移.′′https://pps-net.org/demand,(最終閲覧日:2017年12月26日)

タイトルに関連する用語 (6件)： 電力市場 ,  社会 ,  利得 ,  最大化問題 ,  解 ,  分析