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J-GLOBAL ID:201802275441734774   整理番号:18A1128629

1.8GHz GSM基地局環境放射の携帯電話無線周波数場に対する自然死まで曝露したSprague-Dawleyラットにおける脳および心臓腫瘍に関する最終結果の報告【JST・京大機械翻訳】

Report of final results regarding brain and heart tumors in Sprague-Dawley rats exposed from prenatal life until natural death to mobile phone radiofrequency field representative of a 1.8 GHz GSM base station environmental emission
著者 (17件):
資料名:
巻: 165  ページ: 496-503  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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2011年に,IARCは可能なヒト発癌物質(グループ2B)として高周波放射(RFR)を分類した。IARCによると,動物研究および疫学的研究は発癌性の限定された証拠を示した。2016年において,NTPは近圃場RFRにおける長期バイオアッセイの最初の結果を公表し,GSM-及びCDMA-変調細胞電話RFRに曝露したラットにおける脳及び心臓神経鞘腫の悪性グリア腫瘍の発生増加を報告した。NTP研究で観察された腫瘍は,細胞電話利用者のいくつかの疫学研究で観察されたものと類似のタイプである。Ramazzini研究所(RI)は,携帯電話の無線基地局の1.8GHz GSMアンテナにより発生したRFRへの環境曝露を再現する,遠方場の状況におけるRFRの発癌性効果を評価するために,Sprague-Dawleyラットに対する生涯発癌性研究を行った。これは,2448匹の動物を含むRFRの健康影響に関するラットで行われた最大の長期研究である。本論文では,脳および心臓腫瘍に関する最終結果を報告した。雄および雌Sprague-Dawleyラットを,19時間/日の全身曝露で,0,5,25,50V/mの1.8GHz GSM遠方場まで自然死まで出生前生活から曝露した。心臓神経鞘腫の発生率の統計的に有意な増加が,最高用量(50V/m)での処置雄ラットで観察された。さらに,心臓シュワン細胞過形成の発生率の増加は,処理雄および雌ラットにおいて最高用量(50V/m)で観察されたが,これは統計学的に有意ではなかった。悪性グリア腫瘍の発生率の増加は,統計学的に有意ではないが,最高用量(50V/m)で処理した雌ラットで観察された。RFRへの遠視野曝露に関するRI所見は,RFR曝露Sprague-Dawleyラットにおける脳と心臓の腫瘍の発生率の増加を報告したように,近視野曝露に関するNTP研究の結果と一致し,補強した。これらの腫瘍は,細胞電話利用者に関するいくつかの疫学研究で観察されたものと同じ組織型である。これらの実験的研究は,ヒトにおけるRFRの発癌性可能性に関するIARC結論の再評価を呼ぶための十分な証拠を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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