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J-GLOBAL ID:201802275468449390   整理番号:18A1007563

中国処方Lianhuaingwenカプセルはウイルス伝播の阻害と免疫機能に影響を与えることにより抗インフルエンザ活性を発揮する【JST・京大機械翻訳】

The Chinese prescription lianhuaqingwen capsule exerts anti-influenza activity through the inhibition of viral propagation and impacts immune function
著者 (15件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 130  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7420A  ISSN: 1472-6882  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】Lianhuaqingwenカプセル(LH-C)は,中国人における呼吸器感染症を治療するために使用される伝統的漢方薬(TCM)処方である。本研究の目的は,LH-Cの抗ウイルス活性とウイルス感染に及ぼすその免疫調節効果を測定することであった。【方法】LH-Cのin vitro細胞毒性と抗ウイルス活性をMTTとプラーク還元分析によって測定した。単一サイクルウイルス増殖条件下での時間経過研究を用いて,ウイルス複製のどの段階が阻止されるかを決定した。ウイルス核蛋白質の核輸出に及ぼすLH-Cの影響を間接免疫蛍光アッセイを用いて調べた。LH-Cの異なるシグナル伝達イベントとサイトカイン/ケモカイン発現への調節を,ウエスタンブロット法とリアルタイムRT-PCRを用いて評価した。ウイルス接種後,BALB/cマウスに異なる濃度のLH-Cを5日間投与した。マウスの体重,ウイルス力価および肺病理を測定し,炎症性サイトカインのレベルもリアルタイムRT-PCRを用いて調べた。【結果】LH-Cはin vitroで種々の株のインフルエンザウイルスの増殖を阻害し,50%の阻害濃度(IC50)は0.35から2mg/mLの範囲であった。LH-Cはウイルス感染の初期段階(0~2h)を遮断し,ウイルス誘導NF-κB活性化を抑制し,IL-6,IL-8,TNF-a,IP-10,およびMCP-1のウイルス誘導遺伝子発現を用量依存的に軽減した。LH-C処理はウイルスRNPの核輸出を効率的に損なった。マウス肺におけるウイルス力価の減少はLH-C投与群で観察された。炎症性サイトカインのレベルも感染の初期段階で減少した。【結論】TCM処方としてのLH-Cは,新たに出現したH7N9を含む一連のインフルエンザウイルスに対して広いスペクトル効果を発揮し,特にウイルス感染の免疫応答を制御する。したがって,LH-Cはインフルエンザウイルス感染を治療するための有望な選択肢である可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  抗ウイルス薬の基礎研究  ,  感染症・寄生虫症の治療  ,  生薬の薬理の基礎研究 
引用文献 (33件):
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