抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・牛の受精卵移植では,子宮深部に卵を移植するための深部注入器が広く使われるが,本研究では,深部注入器内の卵の位置,移植液排出に必要な空気量,保温時の空気の熱膨張による卵位置の移動への影響について解明するとともに,深部注入器の最適な保温方法について検討。
・卵を深部注入器に注入したときの卵の位置は,先端から35.5±4.2cmに位置し,液層を先端から4cmまで進めた場合,先端から15.1±3.8cmに存在。
・本試験で使用した深部注入器で全液層を排出するのに必要な空気量は,0.38±0.03mlで,製品案内にある空気量である0.6~1.0mlより少なくて済むことが判明。
・深部注入器の保温については,熱膨張による卵の移動問題を考慮し,卵がセットされた位置を想定し,その場所を保温することが最適と考察。