文献

J-GLOBAL ID：201802275621690140   整理番号：18A1236829

金属成形におけるボイド閉鎖の予測:1つの円筒貫通孔

Prediction of Void Closure in Metal Forming: One Cylindrical Through-hole

著者 (1件)： Park Jong-Jin (Department of Mechanical and System Design Engineering, Hongik University)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 58  号： 6  ページ： 1102-1107(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビレットやインゴット中のボイドは引張応力下で有害なので,それらは崩壊と収縮の組合せを通して,鍛造や圧延によって閉じられる。平面歪鍛造や圧延においては,円筒状ボイドまたは貫通孔が実験的に見出されると共に,ボイドの中心における有効歪がある値に達すると解析的に閉じられるようになる。本研究では,ボイドの長さが伸びるか縮む横方向鍛造,軸方向圧延と軸方向鍛造について,この知見をさらに調べた。長さの歪みと応力成分は,断面変化の記述とは無関係であったので,平面有効歪みと平面静水圧応力の概念を導入した。その結果,非ボイドモデルの解析から得られた断面中央部の平面有効歪みと正規化平面静水圧応力により,断面上のボイド閉鎖を予測できた。しかし,2つの例外があった。一つは,平面静水圧応力が符号において正であり,もう一つは,断面上でボイドが決して崩壊しない軸方向鍛造であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ビレット ,  インゴット ,  *空洞 ,  崩壊 ,  収縮 ,  鍛造 ,  圧延 ,  *閉鎖 ,  スルーホール ,  円筒 ,  軸方向 ,  数値解析 ,  正規化 ,  平面歪 ,  *予測技法 ,  *塑性加工 ,  *矯正
準シソーラス用語： 貫通孔

著者キーワード (5件)： ボイド ,  金属成形 ,  数値解析 ,  崩壊 ,  収縮

分類 (1件)： 矯正  (WC04070D)

引用文献 (25件)：

• 1) U. Ståhlberg, H. Keife, M. Lundberg and A. Melander: J. Mech. Work. Technol., 4 (1980), 51.
• 2) Y. Fukui, J. Yonezawa, A. Mizuta and O. Tsuda: J. Jpn. Soc. Technol. Plast., 21 (1980), 975.
• 3) A. Wallero: J. Mech. Work. Technol., 12 (1985), 233.
• 4) S. Hamzah and U. Ståhlberg: J. Mater. Process. Technol., 110 (2001), 324.
• 5) A. Wang, P. F. Thomson and P. D. Hodgson: J. Mater. Process. Technol., 60 (1990), 95.

タイトルに関連する用語 (5件)： 金属成形 ,  ボイド ,  閉鎖 ,  予測 ,  貫通孔