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J-GLOBAL ID：201802275802266435   整理番号：18A0144270

貝虫類H eterocypris incongruensを使ったライフサイクル毒性試験の期間【Powered by NICT】

Duration of life-cycle toxicity tests with the ostracod Heterocypris incongruens

著者 (4件)： Hiki Kyoshiro (Department of Urban Engineering, The University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan) ,  Tobino Tomohiro (Environmental Science Center, The University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan) ,  Nakajima Fumiyuki (Department of Urban Engineering, The University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan) ,  Tsukahara Kenta (Department of Urban Engineering, The University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan)
資料名： Environmental Toxicology and Chemistry  (Environmental Toxicology and Chemistry)
巻： 36  号： 12  ページ： 3443-3449  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0978B  ISSN： 0730-7268  CODEN： ETOCDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 貝虫類H eterocypris incongruensを用いた急性堆積物毒性試験はユーザフレンドリーで,高い感度を持つ;が,この種を用いてライフサイクル試験は開発されていない。ライフサイクル試験を開発する際に最も困難な問題は,卵発生時間は大きく変化し,監視する場合がある長すぎる(>150 d)ことである。純繁殖率(R_0)の生態学的関連性,ライフサイクル試験におけるエンドポイントを維持しながら,卵発生の観察期間を含むライフサイクル毒性試験の持続時間を短縮することが望ましい。それ故,本研究では,生態学的関連性の尺度としての個体群成長率(λ)を用いたR_0のための実用的な試験時間を示唆した。20生活史パターンのための文献と実験結果,構築した個体群行列モデルと計算λからのデータを組み合わせることにより,貝虫類の生活史特性の範囲を収集した。結果は,より長い試験期間(>150 d)はR_0とλの間の相関係数を増加させないことを示した。むしろ短い試験期間はR_0λと高度に相関をもたらした。著者らの結果は,貝虫類を用いたライフサイクル毒性試験は生態学的に適切な毒性終点を提供できることを示唆し,試験は約50日後に放棄されると未孵化卵が残っている。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ライフサイクル ,  継続時間 ,  成長率 ,  卵形成 ,  *毒性試験 ,  個体群 ,  *毒性 ,  生態学 ,  孵化 ,  相関係数 ,  *貝虫類 ,  成長速度 ,  エンドポイント ,  繁殖率 ,  *無脊椎動物
準シソーラス用語： ライフヒストリー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 正味生殖率 ,  個体群成長速度 ,  Heterocypris incongruens ,  卵休眠 ,  集団行列模型

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 貝虫類 ,  ライフサイクル ,  毒性試験