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J-GLOBAL ID:201802275803656806   整理番号:18A0404081

プテロスチルベンは多微生物性敗血症誘発性肝損傷を軽減する:SIRT1シグナル伝達の役割の可能性【Powered by NICT】

Pterostilbene alleviates polymicrobial sepsis-induced liver injury: Possible role of SIRT1 signaling
著者 (13件):
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巻: 49  ページ: 50-59  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝障害は敗血症中には頻繁に発生する。,ブルーベリーからのレスベラトロールの天然ジメチル化類似体であるプテロスチルベン(Pte)は,種々の疾患における抗炎症および抗アポトーシス効果を発揮する。しかし,敗血症誘発性肝障害とその背景機構においてPteの役割は不明のままである。電流研究は,敗血症による肝障害とその潜在的機序に及ぼすPteの保護作用を評価することを目的とした。敗血症はC57BL/6マウスにおける盲腸結紮と穿刺(CLP)を用いて誘導した。マウスはCLP誘導後0.5時間,2時間,および8時間でPte(5, 10, 15mg/kg, i.p.)を投与した。肝臓の病理学的変化は,ヘマトキシリンとエオジン(H&E)染色を用いて評価した。アラニントランスアミナーゼ(A LT)とアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)の血清レベルを測定した。腫瘍壊死因子-α(TNF α),インターロイキン(IL 6),ミエロペルオキシダーゼ(MPO),p38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(p38MAPK),Bax,及びB細胞リンパ腫2(Bcl-2)のレベルも評価した。Pte処理はCLP誘導肝障害を減弱させ,減衰組織病理学的損傷と減少した血清アミノトランスフェラーゼレベルによって示されるように。Pteは血清炎症性サイトカイン(TNF-αおよびIL-6)レベルとTNF-αおよびIL-6の肝臓m RNAレベルを低下させた。Pteはまた肝臓におけるMPO活性とp38MAPK活性化を減少させた。PteはBax発現と増加したBcl-2発現を有意に阻害した。Pteはサーチュイン-1(SIRT1)の発現を増加させ,アセチル化フォークヘッドボックスO1(Ac FoxO1),アセチル化Ac p53,及びアセチル化核因子-カッパβ(Ac NF κB)の発現を減少させた。しかし,SIRT1低分子干渉RNA(siRNA)はこれらの蛋白質の発現レベルに及ぼすPteの効果を消失させた。,Pteは敗血症マウスにおける生存率を改善した。結論として,Pteは炎症反応を減少させ,肝アポトーシスを阻害することにより敗血症誘発性肝損傷を軽減する,可能性のある機構は,SIRT1シグナル伝達活性化と関連している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  サイトカイン 

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