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J-GLOBAL ID:201802275930252841   整理番号:18A0325719

普通コンドライト角れき岩に含まれるアルカリに富むクラストに記録された極初期太陽系化学的分画【Powered by NICT】

Extreme early solar system chemical fractionation recorded by alkali-rich clasts contained in ordinary chondrite breccias
著者 (14件):
資料名:
巻: 458  ページ: 233-240  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0688A  ISSN: 0012-821X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新しいK-CaとRb-Sr同位体分析は,初期太陽系におけるアルカリ濃縮の程度とタイミングをより良く理解するために,Yamato(Y) 74442とBholaLL コンドリト酸角れき岩中のアルカリ火成岩断片を行った。Y74442断片は初期~40Ca/~44Ca比は47.1618±0.0032のλ(~40K)=0.5543Ga~ 1のK-Ca年齢4.41±0.28Gaをもたらす。Rb-Sr同位体システムと同じ断片の研究初期比~87Sr/~86Sr=0.7203±0.0044のλ(~87Rb)=0.01402Ga~ 1では4.420±0.031Gaの年代値を得た。Bholaに含まれる火成岩断片はY74442断片のものと類似していたアルカリ分画パターンを示したが,Y74442フラグメントのK-CaまたはRb-Srアイソクロン上にはプロットさなかった。アングライトとコンドライトの全岩試料のカルシウム同位体組成は原始地球はマントル由来地球岩石と区別できない,バルクケイ酸塩の初期組成を表すと考えられている。太陽系値より~0.5ε高いことをY74442中のアルカリ砕屑岩の源の決定された初期ε~40Ca値は,初期アルカリ濃縮を意味している。これらアルカリ豊富なフラグメントの多重アイソトープ研究はY74442断片の原料は元素比K/Ca=0.43±0.18,Rb/Sr=3.45±0.66とK/Rb~170の,母天体~4.42Ga前アルカリ成分(おそらく初期星雲凝縮体の分別で生じたアルカリ濃縮ガス貯留層)の混合物とLLコンドライトの衝撃事象中のフラッシュ加熱したコンドライト成分から形成された可能性があることを確認したことを明らかにした。さらにカルシウムおよびストロンチウムとは相対的にカリウムとルビジウムの濃縮と同様に相互アルカリ分画(K/Rb~50およびより重いアルカリ濃縮)は,この融液のその後の冷却と分化中に発生したと思われるであろう。BholaにおけるアルカリフラグメントはY74442断片のものと類似していた固相-気相分別過程を受けた可能性があるが明確な影響融解事象を介して形成されると思われる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
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流星,すい星,いん石 

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