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J-GLOBAL ID:201802276007237373   整理番号:18A0082263

トラニラストはマクロファージによるインターロイキン-33産生を阻害する【Powered by NICT】

Tranilast inhibits interleukin-33 production by macrophages
著者 (3件):
資料名:
巻: 818  ページ: 235-240  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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トラニラストはヒスタミンなどの化学伝達物質の放出を阻害する抗アレルギー薬である。しかし,その抗アレルギー作用の基礎となる機構は完全には理解されていない。IL-1サイトカインファミリーの新しいメンバーであるインターロイキン(IL)- 33はTヘルパー2型免疫応答を促進し,アレルギー性疾患において病原性の役割を果たしている。本研究では,RAW264.7マクロファージによるIL-33産生に及ぼすトラニラストの影響を調べた。リポ多糖類(LPS)は,IL 33mRNA発現とIL-33蛋白質合成の両方を増加させた。トラニラストはRAW264.7マクロファージにおけるLPS誘導性IL-33蛋白質産生を用量依存的に阻害した有意にこれらの同じ効果は,RAW264.7マクロファージにおいてIL 33mRNAレベルとマクロファージの初代培養で観察された。LPSはRAW264.7マクロファージにおいてAktを活性化したが,トラニラストはLPSが誘導するAkt活性化を抑制した。Akt活性化に及ぼすトラニラストのこの効果はIL-33産生の減少の原因であるように見えた。著者らの今回の結果は,トラニラストによるIL-33産生の阻害は,この薬物の抗アレルギー効果に寄与する可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
著者キーワード (2件):
分類 (3件):
分類
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生体防御と免疫系一般  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  消炎薬の基礎研究 
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