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J-GLOBAL ID：201802276031887849   整理番号：18A0172293

ポリチオフェンの過酸化についてのX線光電子分光法およびin situおよびex situ共鳴ラマン分光法による検討

X-ray photoelectron and in situ and ex situ resonance Raman spectroscopic investigations of polythiophene overoxidation

著者 (8件)： BOUABDALLAOUI M. (Univ. Mohammed 1er, Oujda, MAR) ,  AOUZAL Z. (Univ. Mohammed 1er, Oujda, MAR) ,  BEN JADI S. (Univ. Ibn Zohr, Agadir, MAR) ,  EL JAOUHARI A. (Univ. Ibn Zohr, Agadir, MAR) ,  BAZZAOUI M. (Univ. Ibn Zohr, Agadir, MAR) ,  LEVI G. (ITODYS, Paris, FRA) ,  AUBARD J. (ITODYS, Paris, FRA) ,  BAZZAOUI E. A. (Univ. Mohammed 1er, Oujda, MAR)
資料名： Journal of Solid State Electrochemistry  (Journal of Solid State Electrochemistry)
巻： 21  号： 12  ページ： 3519-3532  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： W1021A  ISSN： 1432-8488  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電気化学的応用に向けた導電性ポリマーにとって電極活性とともにそれ自体の電気化学的安定性が重要である。ここでは,白金電極上にチオフェンの電解重合で調製したポリチオフェン膜の還元,酸化および過酸化状態を調べた。過酸化状態では電解質が関与して,C-H及びC-C結合の開裂とC=O及びS=O結合の形成が起きることで共役結合長の低下を介して電気活性と伝導性の低下が起こることが判った。PTで可逆的な酸化還元が可能な電位の上限は,対Ag/AgClで1.2Vであり,これを超えるとポリマーが酸素化あるいは塩素化しポリマー鎖に欠陥が発生することが判った。

シソーラス用語： *ポリチオフェン ,  電位 ,  電気化学 ,  範囲 ,  *過酸化 ,  X線光電子分光法 ,  スペクトロスコピー ,  *開裂反応 ,  共役 ,  不可逆反応 ,  可逆反応 ,  *分解反応 ,  酸化還元反応 ,  *酸化還元電位
準シソーラス用語： 共鳴ラマン分光法 ,  電位窓

分類 (4件)： 高分子の分解,劣化  (CG03010A) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  有機化合物の電気伝導  (BM03045F) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリチオフェン ,  過酸化 ,  X線光電子分光法 ,  共鳴ラマン分光法