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J-GLOBAL ID:201802276062112242   整理番号:18A0399888

運動誘発情動記憶の調節におけるBDNF val66met多型の役割【Powered by NICT】

Role of BDNF val66met polymorphism in modulating exercised-induced emotional memories
著者 (2件):
資料名:
巻: 77  ページ: 150-157  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1251A  ISSN: 0306-4530  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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簡単な身体運動は中性事象の記憶を増強し,動物における恐怖学習を調節する。運動誘発覚醒は脳由来神経栄養因子(BDNF)の放出,記憶増強効果を抑制する可能性があることを誘導する。本研究では,運動の効果,及びBDNF val66met多型(BDNF活性依存性分泌を制限する)は情動記憶に影響した程度を調べた。六十二人の健康な参加者を無作為に激しい運動(n=31)または遅い歩行(対照条件,n=0~31)の10分に割り当て,その後直ちに正と負の画像を展望した。唾液試料は,唾液中コルチゾールを指標に,BDNF val66met遺伝子型を決定するために採取した。参加者は二日後に記憶アンケートを完了した。運動の参加者はコルチゾールが有意に増加した,歩行条件に関連したより感情的なイメージを喚起した。回帰分析はBDNF Val/Val対立遺伝子およびコルチゾール応答間の相互作用は,運動条件における強い情動記憶を予測したことを示した。これらの知見は,動物における急性運動誘発感情学習の証拠と一致し,BDNFを含む遺伝的素因は,感情的記憶形成に及ぼす急性運動の影響を決定する際に重要であるかもしれないことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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神経の基礎医学  ,  中枢神経系  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  ,  精神障害 
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