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J-GLOBAL ID:201802276327963027   整理番号:18A0512638

分子クローニング,Chilo suppressalisニカメイガのGABA受容体サブユニットRDL1とRDL2の時空間と機能的発現【Powered by NICT】

Molecular cloning, spatiotemporal and functional expression of GABA receptor subunits RDL1 and RDL2 of the rice stem borer Chilo suppressalis
著者 (6件):
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巻: 94  ページ: 18-27  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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昆虫のγ-アミノ酪酸(GABA)受容体(GABAR)は殺虫剤の主要な標的の一つである。本研究では,RDLサブユニットの二つのイソ型をコードするcDNA(CsRDL1AとCsRDL2S)はChilo suppressalisをニカメイガからクローン化した。両遺伝子の転写物は異なる組織および発生段階で類似した発現パターンを示したが,CsRDL2Sは全ての発生段階を通してCsRDL1Aより豊富~2倍。CsRDLサブユニットにより形成されたチャンネルの機能を調べるために,両遺伝子はXenopus laevis(アフリカツメガエル)卵母細胞単独または組合せにおける異なる比率でで発現していた。二電極電圧クランプを用いた電気生理学的結果は,GABAは両cRNAを注入した卵母細胞における電流を活性化することを示した。活性化電流におけるGABAのEC_50値は単一注入した卵母細胞よりもCsRDL1AとCsRDL2Sを共注入された卵母細胞の方が小さかった。GABA応答を阻害する殺虫剤fluralanerのIC_50値は単一注入した卵母細胞よりも異なるc RNAを共注入された卵母細胞の方が小さかった。共射出も単独注入した卵母細胞における殺虫剤ディルドリンの効力を変化させた。これらの発見は,ヘテロマーGABARは卵母細胞におけるCsRDL1AとCsRDL2SのCo注入により形成されたことを示唆した。第二膜貫通セグメントにおける2′-位でのSerの存在はディルドリンへのGABARの非感受性の原因となるが,このアミノ酸は殺虫剤フィプロニルとfluralanerの効力に影響しなかった。これらの結果は,C.suppressalisはCsRDL1AとCsRDL2Sの発現レベルとGABARの両サブユニットの組成を調節することにより殺虫剤圧力に適応する可能性があることを仮定することができる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  動物生理一般 
物質索引 (1件):
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