抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・2018年4月1日,大阪市営交通事業が「民営化」され,大阪市営交通事業のうち地下鉄(高速鉄道事業)とニュートラム(中量軌道事業)は2017年6月1日大阪市交通局の100%出資により設立された「大阪市高速電気軌道株式会社」が業務を承継。
・バス(自動車運送事業)は大阪シティバス株式会社に一括譲渡。
・大阪市高速電気軌道,大阪シティバスとも当面は民間の出資比率はゼロであり,民営化というよりは株式会社化あるいは商業化。
・大阪市が株式を100%保有することから,大阪市当局及び影響力を持つ政治家など各主体の私的動機に基づく干渉により,自律的な経営が阻害されないよう留意が必要。
・「民営化」の成果を急ぐあまりの失敗も懸念材料。
・株式会社への移行に伴う事務作業負担や混乱は大なり小なり発生。