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J-GLOBAL ID:201802276367923487   整理番号:18A1007646

脂質代謝調節不全および酸化ストレスを介したマウスにおけるサイコサポニン誘発肝毒性:プロテオミクス研究【JST・京大機械翻訳】

Saikosaponins induced hepatotoxicity in mice via lipid metabolism dysregulation and oxidative stress: a proteomic study
著者 (11件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 219  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7420A  ISSN: 1472-6882  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】Radix Bupleuri(RB)は,中国における慢性肝炎症およびウイルス性肝炎のような多くの肝疾患を治療するために一般的に使用されてきた。臨床的および実験的証拠の増加はRBまたはRBを含む処方の潜在的肝毒性を示す。最近,サイコサポニン(SS)はRBから分離された主要な生物活性化合物として同定されており,RB誘導肝障害にも関与している可能性がある。【方法】血清AST,ALTおよびLDHレベルを,マウスにおけるSS誘発肝障害を評価するために測定した。血清と肝臓の総トリグリセリドとコレステロールを用いて脂質代謝ホメオスタシスを示した。肝臓ROS,GSH,MDAおよびiNOSを用いて,SS投与後の酸化ストレスレベルを調べた。ウェスタンブロット法を用いて,CYP2E1発現を検出した。2D LC-MS/MS技術と結合した8-plex iTRAQ標識を適用して,異なる時間に対して異なる用量のSSを投与したマウスの肝臓における蛋白質発現プロファイルを分析した。遺伝子オントロジー分析,クラスタおよび濃縮分析を用いて,関与する潜在的機構を解明した。HepG2細胞を用いて,in vitroでの著者らの所見を同定した。【結果】SSは用量依存的にマウスにおける肝障害を誘発し,血清AST,ALTおよびLDHレベルの増加によって示された。プロテオーム解析によると,異なる時間で異なる用量のSSを投与されたマウスにおいて,487の差別的に発現された蛋白質が同定された。蛋白質の変化は脂質代謝,蛋白質代謝,マクロ分子輸送,細胞骨格構造及びストレスに対する応答などの経路に富んでいた。SSは時間および用量依存的にCYP2E1発現を増強し,in vivoおよびin vitroの両方で酸化ストレスを誘導した。【結論】著者らの結果は,SS投与のマウスモデルにおける肝毒性および確立された用量-時間コース-肝臓毒性関係を確認し,脂質および蛋白質代謝の障害および酸化ストレスを含む潜在的機構を示唆した。本研究はRBの臨床的安全使用のための実験的証拠を提供し,またSSとRBが肝臓障害を誘導する機構を理解するための新しい洞察を提供する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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引用文献 (42件):

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