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J-GLOBAL ID：201802276394870895   整理番号：18A2146459

動物考古学における家畜の研究(1)「縄文犬」の研究-現状と課題-

著者 (1件)： 佐藤孝雄 (慶応大)
資料名： 畜産の研究  (Sustainable Livestock Production and Human Welfare)
巻： 72  号： 12  ページ： 944-954  発行年： 2018年12月01日 
JST資料番号： G0644A  ISSN： 0009-3874  CODEN： CKNKAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・縄文時代のイヌ(「縄文犬」と呼ぶ)に関するこれまでの考古学的な研究成果と今後の課題についての総説。
・モースによる大森貝塚からの発見以来,400以上の遺跡における縄文犬の骨の発掘報告。
・縄文犬の形質と,縄文犬の系統の多様性についての解説。
・縄文犬の愛玩用,肉や毛皮用や猟犬用などの用途や,飼育形態についての解説と考察。

シソーラス用語： *考古学 ,  時期 ,  *イヌ ,  遺跡 ,  骨 ,  調査 ,  生物多様性 ,  利用 ,  飼育
準シソーラス用語： 遺伝的多様性 ,  動物考古学 ,  *縄文犬 ,  縄文時代 ,  発掘調査 ,  用途

分類 (2件)： 犬・猫  (FD06010P) ,  新生代  (DE03040C)

引用文献 (75件)：

• 相原淳一 (2011) 宮城県気仙沼市前浜貝塚土壙墓の再検討-特に,埋葬人骨と犬骨との関係について-. 東北歴史博物館研究紀要, 12: 19-27.
• 安達登・篠田謙一・梅津和夫 (2008) 縄文人に遺伝的地域差は存在するのか-北海道縄文人と東北縄文人の比較-. DNA多型, 16: 287-190.
• 石黒直隆 (2007) 古DNA分析からみた日本在来犬の系統とニホンオオカミとの関係. 生物の科学遺伝, 61: 70-76.
• 石黒直隆 (2012) 絶滅した日本のオオカミの遺伝的系統. 日本獣医学会誌, 65: 225-231.
• 沖田絵麻 (2001) 遺存体から探る動物利用-ヒトとイヌの関わりを中心に-. 環境と人間社会-適応・開発から共生へ-(第50回埋蔵文化財研究集会発表要旨集). 埋蔵文化財研究会. pp.117-128.

タイトルに関連する用語 (5件)： 動物考古学 ,  家畜 ,  研究 ,  犬 ,  現状