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J-GLOBAL ID:201802276426920779   整理番号:18A0139703

レノックス・ガストー症候群における視床皮質の機能的結合性は実行制御とデフォルトモードネットワークにおける異常に増強される【Powered by NICT】

Thalamocortical functional connectivity in Lennox-Gastaut syndrome is abnormally enhanced in executive-control and default-mode networks
著者 (11件):
資料名:
巻: 58  号: 12  ページ: 2085-2097  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0368A  ISSN: 0013-9580  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】共有電気臨床的表現型を説明し,潜在的治療標的を提供するかもしれないことをLennox-Gastaut症候群(LGS)の重篤なてんかんにおける異常視床皮質回路を同定すること。LGS(平均年齢=28.5歳)と26人の健康な対照(平均年齢=27.6歳)と診断された【方法】二十名の患者はタスクフリー機能的磁気共鳴画像法(MRI)を用いて比較した。視床は,グループレベル独立成分分析を用いて得られた10皮質ネットワークを用いた機能的連結性に従ってparcellatedであった。各皮質ネットワークのために,ノンパラメトリック順列試験を用いて視床機能的連結性強度の群間差を評価した。解剖学的位置は組織学的に情報視床MRIアトラスを用いた空間重なりを定量化することによって同定した。【結果】両群では,後部視床領域は視覚,聴覚,感覚運動ネットワークを用いた機能的連結性を示し,前,内側および背側視床領域分散連合野(デフォルトモード,前特徴,および実行制御ネットワークを含む)のネットワークと関連付けられた。四皮質ネットワーク(左と右実行制御ネットワーク;腹側と背側のデフォルトモードネットワーク)は,対照と比較して患者で有意に増強された視床機能的連結性強度を示した。異常連結性は背内側と腹側外側視床核における最大であった。特異的視床皮質回路はLGSで影響される。機能的な接続性は,背内側と腹側外側視床とデフォルトモードと実行制御ネットワーク,通常多様な認知過程を支持する視床皮質回路間の異常に増強された。とは対照的に,一次および感覚皮質ネットワークに接続する視床領域の影響は比較的小さいと思われる。著者らの以前の神経画像処理研究はLGSにおけるてんかん活性はデフォルトモードと実行制御ネットワークを介して発現していることを示した。本研究の結果は,背内側と腹側外側視床はLGSの基礎となる異常なネットワーク挙動を調節するための候補標的である,新たな視床神経刺激療法による可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
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中枢神経系  ,  疫学  ,  神経系疾患の薬物療法  ,  抗てんかん薬・抗けいれん薬の臨床への応用  ,  神経系の診断 
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