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J-GLOBAL ID：201802276472437027   整理番号：18A0379477

いくつかの二酸化炭素類似体との三ふっ化ほう素のLewis酸-塩基錯体の性質ab initio研究【Powered by NICT】

The properties of the Lewis acid-base complexes of boron trifluoride with some carbon dioxide analogues. An ab initio study

著者 (1件)： Ford Thomas A. (School of Chemistry and Physics, University of KwaZulu-Natal, Westville Campus, Private Bag X54001, Durban 4000, South Africa)
資料名： Journal of Molecular Structure  (Journal of Molecular Structure)
巻： 1140  ページ： 99-105  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0948B  ISSN： 0022-2860  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 九つの二元Lewis酸-塩基錯体の性質,三ふっ化ほう素,一方で,他方で二酸化炭素類似体XCY(X, Y=O, S, Se)の間に形成された,をab initio計算により調べた。最も興味ある性質は構造,相互作用エネルギー,振動スペクトル及び自然軌道ポピュレーション変化である。硫黄またはセレン原子を介して結合した錯体の構造は非常に類似しており,trans配置におけるFB...XCフラグメントを特徴とする,90°に近いFB...XとB...XC角であった。酸素を通して結合した付加物は全く異なる構造を有し,BF_3OCOの場合に150°に近いB...OC角を持ち,他の二例では線形B...OCSとB...OCSe部分を有する。全九錯体の結合エネルギーは非常に狭い範囲に,全10以下kJ/mol~ 1であった。分子内BF,XCとCY結合長の変化は小さかったが,それらは相互作用の強さを伴う系統的な方法で変化した。BF_3およびXCY破片のモードの波数シフトもかなり重要でない,BF_3分子の対称変角モードを除いて,シフトは 20~ 40cm~ 1の範囲であることがわかった。付加物の三ファミリーの特性の類似性と違いを複合体形成から生じる自然軌道ポピュレーションの再分布を参照して説明した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 再分布 ,  核間距離 ,  結合エネルギー ,  *錯体 ,  付加物 ,  セレン ,  相互作用 ,  振動スペクトル ,  硫黄 ,  対称性 ,  *Lewis酸 ,  *類似物質 ,  *二酸化炭素
準シソーラス用語： 相互作用エネルギー ,  第一原理計算 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ab initio研究 ,  Lewis酸-塩基錯体 ,  三ふっ化ほう素 ,  構造 ,  振動スペクトル

分類 (5件)： 分子の幾何学的構造一般  (BH05021S) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  (GW03120U) ,  その他の有機化学反応  (CF02100O)

タイトルに関連する用語 (8件)： 二酸化炭素 ,  類似体 ,  三ふっ化ほう素 ,  Lewis酸 ,  塩基 ,  錯体 ,  性質 ,  研究