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J-GLOBAL ID:201802276491487214   整理番号:18A0084848

慢性消化器疾患のネコの血しょうアミノ酸濃度と炎症反応におけるそれらの寄与の可能性【Powered by NICT】

Decreased plasma amino acid concentrations in cats with chronic gastrointestinal diseases and their possible contribution in the inflammatory response
著者 (4件):
資料名:
巻: 195  ページ: 1-6  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0140A  ISSN: 0165-2427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトでは,血しょうアミノ酸(AAs)レベルは動的栄養マーカーとして使用されている。さらに,いくつかのAAsは慢性炎症と関連している。本研究では,慢性胃腸(GI)疾患のネコにおける血漿AAプロファイルを解析した。八人の健康な対照(HC)と慢性腸炎(n=8),腫瘍(n=4)を含む慢性GI疾患12飼いネコを対象とした。プラズマアルブミン,総蛋白質,22AA(本態性11と11非必須AAs)レベルを推定した。慢性消化管疾患とHCのネコの血しょうアルブミンと総蛋白質濃度の有意な差はなかった。7の必須アミノ酸(アルギニン,ヒスチジン,リジン,メチオニン,フェニルアラニン,タウリン,およびトリプトファン)および七つの非必須AA(アスパラギン,アスパラギン酸,グルタミン酸,グリシン,ヒドロキシプロリン,プロリン,及びセリン)の血漿中濃度は有意に慢性GI疾患(P<0.05)のネコにおける減少した。,血漿ヒスチジン及びトリプトファンレベルは逆に症状の重症度(ヒスチジン:r_s= 0.7781,p<0.005;トリプトファンr_s= 0.6040,p<0.05)と相関していた。炎症性応答における変化したAAレベルの寄与を調べるために,ネコマクロファージはヒスチジンないリポ多糖類(LPS)により刺激し,インターロイキン-8(IL 8)mRNAの発現を定量化した。IL-8mRNAの発現は,有意にLPS刺激ネコマクロファージ(P<0.05)で増加した。ヒスチジンはほぼネコマクロファージにおけるLPS誘導IL-8発現を抑制した(P<0.05)。著者らの知見は,血漿AAレベルは慢性GI疾患のネコにおけるアルブミンと総蛋白質レベルよりも高感度栄養マーカーであることを示唆した。GI疾患のネコにおけるヒスチジン濃度の低下は慢性炎症と関連している可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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重金属とその化合物一般 
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