文献

J-GLOBAL ID：201802276564908988   整理番号：18A0476724

ナフタレン 2 チオラート配位子に結合したヘキサカルボニル二鉄クラスタの結晶構造と電子構造【Powered by NICT】

Crystal and electronic structure of a hexacarbonyldiiron cluster tethered to naphthalene-2-thiolate ligands

著者 (3件)： Mebi Charles (Department of Physical Sciences, Arkansas Tech University, 1701 N. Boulder Ave, Russellville, Arkansas 72801, USA) ,  Gerasimchuk Nikolay (Department of Chemistry, Missouri State University, 901 South National Avenue, Springfield, Missouri 65897, USA) ,  Labrecque Jordan (Department of Physical Sciences, Arkansas Tech University, 1701 N. Boulder Ave, Russellville, Arkansas 72801, USA)
資料名： Acta Crystallographica. Section C. Crystal Structure Communications  (Acta Crystallographica. Section C. Crystal Structure Communications)
巻： 74  号： 2  ページ： 224-228  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0185B  ISSN： 0108-2701  CODEN： ACSCEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： [Fe_2(C_10H_7S)2(CO)6],以前に報告した錯体ビス(μ-ナフタレン-2-チオラト-κ~2S:S)ビス(トリカルボニル鉄)(Fe Fe)の構造をX線回折によって特性化した。固体状態では,二核錯体は蝶形形状を採用し,[S_2Fe_2(CO)6]単位に共有結合したナフタレン基のequatorial-軸空間配向を示した。非対称単位は三個の独立した[(μ-ナフタレン2チオラト)2Fe_2(CO)6]分子を含んでいた。これらの分子は,ナフタレン環の間の分子間π-πスタッキング相互作用,Hirshfield表面分析によって確認されたを示した。アセトニトリルに記録された錯体の電子スペクトルは350nm(ε=4.6 × 10~3 M~ 1 cm~ 1)と可視領域への尾鉱を中心とするバンドを示した。この吸収はナフタレン部分と金属ベースd→d遷移内でのπ→π*電子遷移に起因すると考えられる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 共有結合 ,  非対称性 ,  電子遷移 ,  *チオラート ,  二核錯体 ,  表面分析 ,  キャラクタリゼーション ,  X線回折 ,  電子スペクトル ,  *クラスタ ,  *電子構造 ,  *結晶構造 ,  固相 ,  脂肪族ニトリル ,  ポリアセン

著者キーワード (9件)： クラスタ化合物 ,  二鉄(II)化合物 ,  ヒドロゲナーゼモデル ,  結晶構造 ,  ナフタレン 2 チオラート ,  鉄カルボニル ,  H irshfeld表 ,  電子スペクトル ,  電気化学的還元

分類 (2件)： 遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (2件)： アセトニトリル ,  ナフタレン

タイトルに関連する用語 (8件)： ナフタレン ,  チオラート ,  配位子 ,  カルボニル ,  鉄 ,  クラスタ ,  結晶構造 ,  電子構造