抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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溶融スラグと耐火物の間の付着現象は,回転炉またはロータリーキルン工程を用いてラテライト鉱石からのフェロニッケルを調製するときの重要な問題の1つである。本研究は,還元焙焼中のブリケットの溶融度を調整するために,二酸化ケイ素(SiO2)を用いることにより付着問題を改善することを目的とした。熱力学解析は,スラグの融解温度がSiO2比率(SiO2/(SiO2+Al2O3+MgO)質量比)の増加と共に徐々に増加することを示した。実験的検証により,SiO2比率が75wt%以上の場合,ブリケットは元の形状を保持し,付着問題は還元中に避けられることを証明した。8.33wt%Niと84.71wt%Feを含むフェロニッケル生成物を,75wt%のSiO2比率と1.0のC/Oモル比,続いて乾式磁気分離により,1500°C,90分間の還元焙焼により調製した。NiとFeの対応する回収率は,それぞれ75.70%と77.97%に達した。還元ブリケットの微細構造と相変態は,還元プロセスにSiO2を添加した後に,フェロニッケル粒子の凝集と成長が著しく影響されないことを明らかにした。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】