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J-GLOBAL ID：201802276663443784   整理番号：18A0483150

トランスジェニックマウス系統Igsf9eGFPは下オリーブ遠心性神経の標的刺激を可能にする【Powered by NICT】

The transgenic mouse line Igsf9-eGFP allows targeted stimulation of inferior olive efferents

著者 (3件)： Paetz Christina (Carl-Ludwig-Institute for Physiology, University of Leipzig, Germany) ,  Brachtendorf Simone (Carl-Ludwig-Institute for Physiology, University of Leipzig, Germany) ,  Eilers Jens (Carl-Ludwig-Institute for Physiology, University of Leipzig, Germany)
資料名： Journal of Neuroscience Methods  (Journal of Neuroscience Methods)
巻： 296  ページ： 84-92  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1129A  ISSN： 0165-0270  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 下オリーブ核(IO)は深部小脳核(DCN)と小脳皮質における小脳形成シナプスを支配。Purkinjeニューロンに対するシナプスの良く知られた例外に加えて,IO遠心性神経と他のニューロン標的間のシナプスは集中的に研究され,電気生理学的実験におけるIO遠心性神経を同定する明確にの技術的挑戦のためにほとんどされていない。トランスジェニックマウス系Igsf9eGFP,向網膜ニューロンにおけるGFPを発現し,ライブイメージング,免疫組織化学および電気生理学を用いてIO遠心性神経を研究するための適切なツールを述べた。Igsf9eGFP線では,GFP陽性ニューロンはすべてのIO亜核に見出された。それらの遠心性神経は,DCNを神経支配する期待される軌道と,登上線維(CF)として,小脳皮質を示した。DCNでは歯状核は最強の神経支配を示し,小脳皮質内では,CFは吻側と尾側勾配を示した。GFP陽性CFは正常な出生後成熟を受け,PurkinjeニューロンとDCNニューロンにおける正常シナプス反応を誘発する。IO遠心性神経は順行性標識,ウイルストランスフェクションによる,トランスジェニックマウス系統における標識されている。後者の方法は定位注射を必要としない。しかし,利用可能なマウス系統は,まばらなGFP発現のみを示し,他の小脳繊維のGFP陽性軸索が存在しているが,あるいは詳細に特性化されていない。Igsf9eGFP線はGFP陽性IO遠心性神経の中程度の密度,マイクロメータ精度で細胞外刺激を標的とした視覚によって特性化した。マウス系統は,IOにより標的化された全てのニューロンにおける線維特異的応答の研究を可能にするであろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ニューロン ,  小脳核 ,  小脳 ,  小脳皮質 ,  免疫組織化学 ,  軸索 ,  シナプス ,  *トランスジェニックマウス ,  キャラクタリゼーション ,  神経支配 ,  視覚
準シソーラス用語： 登上線維 ,  電気生理学 ,  *神経 ,  *下オリーブ核 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 小脳 ,  登上繊維 ,  深部小脳核 ,  下オリーブ ,  標的刺激 ,  トランスジェニックマウス

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： トランスジェニックマウス ,  系統 ,  下オリーブ ,  標的刺激