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J-GLOBAL ID：201802276686703763   整理番号：18A2133708

ガスタービンにおける伝熱・冷却技術の最新動向 ガスタービン翼後縁部カットバック面のフィルム冷却

著者 (1件)： 村田章 (東京農工大 大学院工学府)
資料名： 日本ガスタービン学会誌  (Journal of the Gas Turbine Society of Japan)
巻： 46  号： 6  ページ： 462-468  発行年： 2018年11月20日 
JST資料番号： X0134A  ISSN： 0387-4168  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ガスタービン翼後縁部カットバック面のフィルム冷却について,これまでの研究成果を紹介。
・フィルム冷却性能向上のためにカットバック面にディンプルを敷設し,その際のディンプル形状/配列の影響と冷却流脈動化の効果を評価するため,過渡応答法を用いた伝熱実験,2次元3成分粒子追跡流速計による多段面乱流計測,LES解析の結果を説明。
・傾斜なしティアドロップはヌセルト数比を高くし,ディンプル面回転は,回転角度30度の場合にヌセルト数,フィルム冷却総合性能NHFRともに最大となることが判明。
・ディンプル配列まで考慮すると30度in-line配列でヌセルト数,NHFRともに最大となり,更に,平滑カットバック面では冷却流の脈動化で最大5%のNHFRの増加が得られることを確認。

シソーラス用語： *ガスタービン ,  伝熱 ,  *冷却 ,  *タービン翼 ,  *フィルム冷却 ,  形状効果 ,  配列 ,  脈動流 ,  過渡応答 ,  伝熱促進 ,  粒子追跡流速測定 ,  渦 ,  Nusselt数 ,  回転角
準シソーラス用語： PTV【流速計】 ,  カットバック面 ,  ディンプル ,  後縁部 ,  大規模渦 ,  乱流計測 ,  冷却流

分類 (1件)： ガスタービン  (PB02040Y)

引用文献 (35件)：

• Cunha. F. J. and Chyu, M. K. Journal of Propulsion and Power, Vol. 22 (2006), pp. 286-300.
• Martini, P. et al., Trans. ASME, Journal of Turbomachinery, Vol. 128 (2006), pp. 196-205.
• Taslim, M. E. et al., Journal of Thermophysics and Heat Transfer, Vol. 6, No. 2 (1992), pp. 302-307.
• Schneider, H. et al., International Journal of Heat and Fluid Flow, Vol. 31 (2010), pp. 767-775.
• Schneider, H. et al., Flow Turbulence Combust., Vol. 88 (2012), pp. 101-120.

タイトルに関連する用語 (7件)： ガスタービン ,  伝熱 ,  最新動向 ,  ガスタービン翼 ,  縁部 ,  バック ,  フィルム冷却